ファッション、インテリア、フラワーなどを扱う箕面のライフスタイルショップ「about her.」にて、村上生太郎の個展「SOMETHING JUST LIKE THIS」が開催。
村上は、身近にあるモチーフを大胆な色彩や形で捉え、色鉛筆により緻密に表現するアーティスト。本展では、村上の感覚的に積み重ねてきたイメージを、作品を通して共有する。
同時に、en.glassdesignによるガラス作品も展示販売。吹きガラスで制作した柔らかなフォルムと色の重なりで表現されたガラスの花器、お香立てなどが並ぶ。
また、about her.を運営する松尾産業(株)では、今回の展示に合わせて、村上とのコラボレーションアイテムを制作、会場内で発表する。作品「ガーベラ」をアパレルに落とし込み完成したスウェットとワッペンは、村上の筆跡や色使いを表現するために、花は刺繍で、背景はインクジェットプリントで施したという。アートをより身近に感じられる同店ならではの取り組みも楽しみたい。
作家プロフィール
村上 生太郎
東京都出身の画家。2018年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。2020年同大学大学院美術研究科デザイン専攻描画装飾研究室修了。
第68回東京藝術大学卒業修了作品展 メトロ文化財団賞受賞。
色、形、質の心地良い調和をコンセプトに制作しています。色鉛筆による細かいハッチングで色面を作り、主に静物画や風景画を描いています。en.glassdesign/野尻恵美
色ガラスを使い、1日の時間の流れや移ろう季節をテーマに制作しています。少しずつ変化していく光と色を、手仕事による色の重なりと柔らかなフォルムで形に起こしました。屋号の”en”は、自身の名前のイニシャルとご縁とをかけた造語にしています。作品を通して新たなご縁がありましたら幸いです。表情の変化を手に取ってご覧下さい。
2015年 京都市立芸術大学美術学部卒業 卒業後 吹きガラスを始める
2021年~ 現在 hono 工房・GGG blowing studio で制作中。
村上生太郎 個展「SOMETHING JUST LIKE THIS」
会期:2023年10月13日(金)〜26日(木)
会場:about her. space(about her. 2F)
時間:10:00〜18:00 ※最終日は15:00閉場
問合:072-730-8114
箕面市船場東2-6-55