「映像」を表現手段として、あらゆる地域のあらゆる人が触れることのできる芸術祭として2020年に設立された「茨木映像芸術祭」が、今年第2回目を迎える。
太陽から地球に光が届くまでの時間である、8分19秒以内の短編映像を地域・年齢問わず幅広く募集し、2022年6月から12月までに出品された64作品の中から、審査によって選ばれたグランプリ作品・河原雪花『観覧車』をはじめとして、準グランプリ・特別賞・入選作品の計19作品が上映される。
会期中には、グランプリ受賞者を迎えてのトークイベントも開催予定だ。
上映作品
受賞作品
グランプリ・市民審査賞 「観覧車」河原雪花
準グランプリ 「客観的観客」渡辺大士
審査員特別賞 「穴を埋める」金丸知樹
審査員特別賞 「ツギハギの金星から」午菴クルミ
審査員特別賞 「ルリジサの茶」辻梨絵子
審査員特別賞 「再び、手の届く」木村和代
グッド賞 「ワール」thesetosfilms
入選作品
「断章」 坂本樹
「極夜」 渡辺亮介木
「新しい10年間」 木澤公平
「In My Drawer 引き出しの中に」 中崎真由美
「CIRCUS」 omoi_dasenai
「内なる輪廻」 三浦遼河
「THE CINEMA TAKES PLACE」 阿部修一郎
「愛♡コンタクト〜宇宙との交信〜」 碧音
「あの日は鮮やかな白」 kaorikid/劇団三毛猫座
「まだ死ぬことを知らない木漏れ日の絵画」 高田マル
「Rest in Paradise」 趙里奈
「白き欺き」伊豫田一
同時上映
茨木映像芸術祭2022-2023/審査員トーク映像
本芸術祭審査員の高嶋慈氏(美術・舞台芸術批評)、Paweł Pachciarek パヴェウ・パフチャレク氏(多摩美術大学特別研究員、文学博士、インディペンデント・キュレーター、美術評論家、パフォーマー)、水野勝規氏(美術家、映像作家)、山城大督氏(美術家、映像作家、Twelve Inc、京都芸術大学専任講師)が、受賞・入賞作品と本芸術祭について語ります。ゲスト:福岡洋一(茨木市長)
会期:2023年12月16日(土)~12月24日(日)
会場:茨木映像芸術祭特設会場(Socio-1:元銀行ゾーン)
時間:平日 13:00~19:00、土曜・日曜 12:00~19:00
料金:無料
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トークイベント
河原雪花(グランプリ受賞者)と高嶋慈(茨木映像芸術祭審査員/美術・舞台芸術批評)を迎え、受賞・入選作品、茨木映像芸術祭について、映像表現の現在について語ります。
日時:12月16日(土)15:00~
会場:茨木映像芸術祭 上映展覧会会場内
茨木映像芸術祭特設会場(Socio-1:元銀行ゾーン)
大阪府茨木市永代町5-5