堺ゆかりの2人の人物、千利休と与謝野晶子をテーマとする堺市の文化観光施設「さかい利晶の杜」にて、堺市出身の銅版画家・安井寿磨子の展覧会「夢のつぶて—今わたしにできること」が開催される。
安井は1959年生まれ。大阪芸術大学卒業。
1980年代に注目された「関西ニューウェーブ」の作家のひとりで、今も現役で制作を続けている。
また、村上龍や池上永一など作家の書籍の装画や挿絵も数多く手がけるほか、絵本も創作するなど多岐にわたり活動している。
本展では、安井の40年にわたる作家活動を振り返り、初期から近年までの銅版画、挿絵などの作品を幅広く紹介。銅版画特有の繊細で硬質な線と手彩色(パステル)の柔らかくて淡い色彩のハーモニーをとおして、木々や花々、少女などを描いた、安井の作品世界を堪能できる。
堺市所蔵美術作品展
安井寿磨子展 夢のつぶて—今わたしにできること会期:2024年1月20日(土)~2月18日(日)
会場:さかい利晶の杜 企画展示室
時間:9:00〜18:00(入館は17:30まで)※最終日(2月18日)は、15:00まで
観覧料:大人(大学生含む) 300円、高校生 200円、小中学生 無料
※「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券でご覧いただけます
※障害のある方とその介助者、堺市内在住の65歳以上の方(要証明書)は無料関連イベント(いずれも参加には、常設展観覧券が必要)
作家による作品解説
日時:1月20日(土)14:00〜14:40
会場:さかい利晶の杜 企画展示室内
※申込不要座談会「夢のつぶて」をさがして
日時:1月28日(日)14:00〜15:30
会場:さかい利晶の杜 茶室広間
登壇:安井 寿磨子、今井 雅子(脚本家、堺親善大使)、矢内 一磨(堺市博物館学芸員)
定員:先着50名 予約はこちらから問合:072-260-4386
主催:堺市
共催:さかい利晶の杜
協力:大阪芸術大学
後援:堺市教育委員会
堺市堺区宿院町西2丁1-1