今里のギャラリー・JITSUZAISEIにて、北野雪経(きたの・ゆきつね)の個展「影を浮かべて生きる」が開催される。
北野は1988年生まれの、大阪を拠点に活動する美術家。工業高校建築家を卒業後、建築設計施工、百貨店のディスプレイ、アートギャラリースタッフなどの経験を経て、2018年に独立。studio sizma主宰として、アーティストの表現や世界観を演出したり、他ジャンルの表現者とのコラボレーションを行っている。
本展は、「影」をテーマとした切り絵表現を行う作家の現在を示す展覧会。空間全体をつかったインスタレーションをはじめ、写真作品の展示やライブパフォーマンスなどを通じて、多方向から「影の中の美」に迫る。
「私は、性質の異なるいくつかの影を重ねて虚実曖昧の領域をつくり、作品をとおして、影との接触や調和をはたらきかけます。
影を見つめて、その中に何かを見出そうとする感覚は、文化や美意識が「陰」的である私たちにとって自然な営みのひとつなのです。」
会期:2024年6月8日(土)〜23日(日)
会場:JITSUZAISEI
時間:14:00~22:00/BAR 19:00〜
休廊:火・水曜
EVENT
⑴ 演奏会
チャップマンスティック奏者・Ryutoを招いてのスペシャルライブパフォーマンス
日時:6月9日(日) 昼公演 15:00〜/夜公演 19:30〜
料金:2,000円(夜公演は+1ドリンク)、1日券 4,000円(1ドリンク付)
奏者:Ryuto
空間:北野雪経
※予約はこちら⑵ 撮影会
「人と影の記録」をテーマとした写真を即興で撮影
日時:会期中の土・日曜 19:00〜
会場:3F展示室
大阪市東成区大今里4-14-18