京都を拠点に活動するアーティスト・黒田大スケが、2025年春に大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]で予定している個展のために、2024年2月から進めてきた大阪の公共彫刻とモニュメントについての調査の中間報告会が、enocoにて2回にわたって開催される。
社会の中に佇む忘れられた存在に注目して作品を制作し、最近は彫刻に関するリサーチを基に、近代以降の彫刻家やその制作行為をモチーフとした映像作品を制作展開している黒田。
今回の報告会では、大阪の公共空間に存在する彫刻と彫刻家についてや、彫刻家同士のつながりなどについて、他の都市との比較も交えて語る。
作家プロフィール
黒田大スケ
1982年、京都府生まれ。広島市立大学大学院博士後期課程修了。大学卒業後は広島を拠点に活動していたが、2020年、新進芸術家海外研修制度で滞在していたテキサスから帰国するも、すぐにコロナ禍となり、そのまま関西に移住。現在は京都を拠点に活動。社会の中に佇む幽霊のような忘れられた存在に注目し作品を制作している。最近は彫刻に関するリサーチを基に、近代以降の彫刻家やその制作行為をモチーフとした映像作品を制作展開している。最近の展覧会に「art resonance vol.01 時代の解凍」(芦屋市立美術博物館、2023)、「コレクション・ハイライト+コレクション・リレーションズ[村上友重+黒田大スケ:広島を視る]」(広島市現代美術館、2023)、「湖底から帆」(なら歴史芸術文化村、2023)「DOMANI・明日展2022-23 」(新国立美術館)、「あいち2022」(常滑青木製陶所跡)などがある。
先取りギャラリートーク
黒田大スケ 「まちのおもかげ」日時:
(1)2024年8月11日(日)13:30〜(受付13:00〜)
「黒田大スケのこれまでの活動と大阪でのリサーチの全貌」(2)2024年9月7日(土)13:30〜(受付13:00〜)
「大阪の彫刻・彫刻家について」会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター [enoco] 4Fライブラリー
参加費:無料
申込方法:以下のフォームまたは電話で申し込み。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe7dBAl5wLh7ePavALeq4e7zHp_cL9GcLz6vZzMPgq3cfR_jA/viewform?usp=sf_link問合:06-6441-8050
大阪市西区江之子島2-1-34