わたしは湧き出すたわいないイメージを紙に描きあらわす。紙の裏側にも描き、表裏の隙間にわたを入れた。ほんの少ししか入らない。ぺなぺなだし。
または、そもそも立体にしようとして展開図を描く。てきとうに、球体とか、家とか。しかしまともに組み立たないなてきとうだからな。無理やりなんとかする。
うっすらふくらみを持っただけの、あるいは、ぎりぎりで立ち上がっている立体物たちは、それでも紙の奥からこちらの世界に飛び出してきた。
笑ってしまう、なんて不細工なんだろう!そのままが良い。
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金子佳代
2001年 多摩美術大学立体デザイン科ガラス科卒業<個展>
2024
「ARCHIVES」(珈琲ヤマグチ/京都)
「A STORY AFTER DRAWING 2」(twililight/東京)
「Kayo Kaneko Exhibition 」(Cy/神奈川)
「MONTAGE」(Alt_Medium/東京)2023
「SOMETHING GINGHAM」(taffeta/石川)
「平行世界で集まる」(LAMAPACOS/東京)
「A VIEW BEYOND」(Alt_Medium/東京)2022
「SILENT POETS」(April Shop/東京)
「A STORY AFTER DRAWING」(twililight/東京)2021
「金子佳代 個展」(homspun stripe room/東京)(Webサイトより)
USUINUIGURUMI
金子佳代会期:2024年11月22日(金)~12月1日(日)
会場:EDANE
時間:13:00〜18:00
休業:月曜、木曜
大阪市住之江区浜口西1-2-8
住吉グリーンハイツB-210