
hitotoでは約6年ぶり、3回目となる黒田武志の個展を開催いたします。
空と地上のそのあいだ、どこに在るかも判らないその場所に、かつて存在したかもしれない建築物。
打ち捨てられ忘れ去られ、何の目的で造られたのかも解らないそれらは、観測所や管制塔のようであり、神殿や城のようでもある。
そんな架空の廃墟建築をオブジェ作品にした展覧会です。–
From the Exhibitor
空と地上の そのあいだ
ナマエの無い その場所に
一本の線を 引いてみる風のけはい 雨のにおい
遠く聞こえる 猫の鳴き声忘れてしまった あの場所は
今もまだ 在るのだろうか空の途中の設計図
消え去っても 無くなりはしない
すべての存在へ–
Profile
造形作家・デザイナー。sandscape主宰。
1962年岡山県出身 山羊座 A型科学・芸術・哲学を横断するようなコンセプトで、
「壊れていくこと」「記憶と時間」「名前の無いあやふやなもの」をテーマに、
[planned sandscape]のタイトルでオブジェ、インスタレーション、映像など独自の表現活動を続けている。
またデザイナーとしても活動する他、
劇団「維新派」の舞台美術を担当するなど活動は多岐に渡る。作品集『ON THE PAPER』『不純物100%』『旅する絵はがき004/ワスレモノ』
DVD『瓶詰めの記号/撹拌されるユリシーズ』”
会期:2025年6月7日(土)〜28日(土)
会場:hitoto
時間:13:00〜19:00
休廊:火・水曜
企画:hitoto
広報デザイン:タナカタツヤ(hitoto)
大阪市北区天神橋5-7-12
天五共栄ビル301
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