
この度、2025年11月14日(金)~11月29日(土)の期間、(PLACE) by methodにて、プロダクトデザイナー・吉行良平による企画展「SET STACK JOINT」を開催いたします。
吉行は、Design Academy Eindhoven を卒業後、オランダのデザイン事務所で経験を積み、現在は大阪を拠点に家具や日用品などのデザインを手がけています。素材に触れ、手を動かし、試作と検証を重ねながら形を見出していく吉行の姿勢は、まさに “Form find(形を探す)” という言葉にふさわしいものです。日常の中での気づきや違和感を丁寧に拾い上げ、構造・素材・色・形の関係を問い直すそのプロセスは、静かでありながら確かな強度を感じさせます。
本展は、2024年10月に福井県のataW(アタウ)にて開催された個展をもとに、アップデートした新たに展開として構成されたものです。企画を手がける関坂達弘(SEKISAKA / ataW) は、今回もディレクションに加え、吉行が制作したプロダクトの塗装も手がけています。
タイトル「SET STACK JOINT」は、グラフィックデザインを担当する海野貴大 が、吉行の制作ノートに散りばめられた言葉を拾い上げて並べたフレーズ。素材の組み合わせや構造、プロセスの積層といった、吉行のデザイン思考そのものを象徴しています。
会場では、各地の職人との協働によって制作されるプロダクトのほか、新作のバターナイフ、試作段階のオブジェクト、そして DESIGNEAST 2025のために設計された家具などを展示・販売します。
(プレスリリースより)
作家紹介
吉行良平|Ryohei Yoshiyuki
1981年大阪府生まれ。Design Academy Eindhoven卒業。現地オランダのデザイン事務所、プロジェクトにて経験をつみ帰国後自身のデザインスタジオ「吉行良平と仕事」設立。製造会社、職人との協働で行う家具、日用品の設計製作を中心に行う。環境、状況における造形をみいだす/ form find をもとに、手で素材を動かし実験、検証を繰り返しあるべき構造、色、形を探る。前回展会場紹介
ataW(アタウ)
福井県越前市の漆器メーカー株式会社セキサカが運営するセレクトショップ。オリジナル商品を始め、国内外のデザインプロダクトや日用品、洋服、家具、音楽CD、書籍を取り扱う。見た目の美しさや機能だけでなく、背景にあるストーリーや独自の視点や思想、製作過程に焦点をあて、国、ジャンル、年代問わずセレクトしている。
会期:2025年11月14日(金)~29日(土) ※会期中無休
※作家在廊日:11月14日(金)、15日(土)会場:(PLACE) by method
時間:12:00~19:00
企画・塗装:関坂達弘( SEKISAKA / ataW )
グラフィックデザイン:海野貴大
写真:Tomohiro Yamatsuki協力:dot architects / Masaki Kato / iei studio / simple wood product /Atelier tuareg / LAUGH / DESIGNEAST team / 224porcelain / NEW DOMAIN / Yamatsugi seishi /Katsukita kogei / AJI PROJECT / Natsuki Shingu / Keizan Saito / Akane Yamamoto / Kurose fam / D_MALL / Masayuki Tokumochi / Norihiko Terayama / Junichiro Yokota / Takeshi Nishio / OBSCURA COFFEE ROASTERS
問合:03-6427-9296
東京都渋谷区東1-3-1
カミニート#14



