
南米ボリビアの独立200周年と、日本との協働50周年を記念して、特集上映「ウカマウ集団 60年の全軌跡」が、2025年12月13日(土)より九条のシネ・ヌーヴォで開催される。
ボリビアの映画製作集団であるウカマウは、白人層に力が集中していたボリビアで、住民の半数以上を占める先住民(アイマラ人やケチュア人ら)に無関係な映画を作ることはできないと考えたホルヘ・サンヒネスらを中心に、1962年に活動を開始。今もなお世界に訴えかける映画製作を続けており、その影響力は、中南米、欧米にとどまらずアジアの映画作家にも及んでいる。
今回の特集では、初上映となる新作2本『女性ゲリラ、フアナの闘い-ボリビア独立秘史-』『30年後 -ふたりのボリビア兵-』を含む全14作品を一挙に上映。60年以上にわたるウカマウの軌跡を展観する。
期間:2025年12月13日(土)〜26日(金)
会場:シネ・ヌーヴォ
上映作品:
『女性ゲリラ、フアナの闘い -ボリビア独立秘史-』(2016年)
『30年後 -ふたりのボリビア兵-』(2022年)
『革命』(1962年)
『落盤』(1965年)
『ウカマウ』(1966年)
『コンドルの血』(1969年)
『人民の勇気』(1971年)
『第一の敵』(1974年)
『ここから出ていけ!』(1977年)
『ただひとつの拳のごとく』(1983年)
『地下の民』(1989年)
『鳥の歌』(1995年)
『最後の庭の息子たち』(2003年)
『叛乱者たち』(2012年)※上映スケジュールは劇場Webサイト参照
料金:一般1,600円、シニア1,300円、会員・学生1,200円、高校生以下・ハンディキャップ1,000円/回数券(共通3回券)3,300円
イベント
12月13日(土)12:05『地下の民』上映後トーク
ゲスト:太田昌国(シネマテーク・インディアス)
聞き手:小田香(映像作家)12月14日(日)11:55『30年後 -ふたりのボリビア兵-』上映後トーク
ゲスト:太田昌国(シネマテーク・インディアス)
大阪市西区九条1-20-24



