
東大阪を拠点に活動する美術家・谷内一光の作品展が、2025年12月29日(月)より玉造のi l o i l oにて開催される。
谷内は2020年より、毎日朝と夜にドローイングを1枚ずつ描き、SNSで発表する活動を続けている。
今回の展示では、今年描いた作品の中から約500枚を選び展示する。
谷内一光 展 続・めくりめく日々
美術家・谷内一光が今年も描き重ねてきた─めくりめく日々。
その中から約500枚を選び、「日めくりカレンダー」を中心に、
朝と夜のあわいに灯った、小さな光のドローイングを展示します。日々の気配や、ふとよぎる景色や言葉をすくい上げた線や色は、
かすかな灯りとなって紙の上に寄り添っています。会場のiloiloは、扉を開けると
スパイスの香りとあたたかな湯気がふわりと混ざり、
旅先の朝のような気配が静かにほどける場所。できるだけ無農薬で育った旬の食材でつくるミールス、
チャイやケーキ、オリジナルスパイスをお楽しみいただけます。
モロッコやインドで買い付けた雑貨も並び、
旅の余韻のようなときめきがそっと灯ります。作品、食、香り、雑貨が寄り添うこの空間で、
静かに満ちていく光が、あなたの明日を
そっと照らしますように。ドローイングはすべて〈ドネーション制〉となり、
感じ取ったままの心地よい距離でお迎えいただけます。
贈りものとしても、そっと光を添える一枚です。

1984年京都生まれ。大阪・東大阪を拠点に活動する美術家。
アクリル絵具を使ったキャンバスや紙の作品を中心に、日々の息づかいを描き、時に身体そのものを絵筆として放つ「絵の具舞踏」など、表現は静かに沁み続けている。
2005年より続く個展シリーズ「谷内一光時代」は、暮らしとともに積み重ねてきた創作の軌跡でもある。
SNSでは毎日描き続けるドローイングシリーズ「日めくりカレンダー」「あしたもきっとたのしいからね」を発表し、日々の光景や心の温度を作品として紡いでいる。
妻がデザイナーを務める服飾ブランド「FUTATSUKUKURI」を夫婦で運営し、生活そのものを源としながら、静かに、誠実に制作を続けている。
谷内一光 展 続・めくりめく日々
会期:2025年12月29日(月)〜2026年1月12日(月・祝)
会場: i l o i l o
時間:12:00〜17:00
店休:2025年12月30日(火)〜2026年1月7日(水)
協賛:ターナー色彩株式会社
大阪府東成区中道3-16-2











