
京都を拠点に活動する音楽家・原 摩利彦によるコンサート「Marihiko Hara Trio Concert at VS.」が、2026年1月24日(土)に、梅田のVS.(ヴイエス)にて開催される。
原は、ピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作。ポスト・クラシカルからアンビエント、実験音楽まで、その表現手法は幅広い。
ソロとしての活動に加えて、アーティストグループ「ダムタイプ」に参加するほか、NODA・MAP、ダミアン・ジャレ×名和晃平、田中泯×名和晃平など、多くの異ジャンルのアーティストとも協働。2025年に大ヒットした映画『国宝』(監督:李相日、出演:吉沢亮・横浜流星)の音楽・主題歌も担当した。
今回のコンサートの会場であるVS.は、高精細な音響環境を構築する独自のサウンドシステムを有し、2024年の開業以来、音楽を扱った展覧会やイベントを数多く行っている。2025年9月に開催された坂本龍一の大規模企画展「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」が記憶に新しいが、原は坂本との共作でも知られている。
トリオメンバーは、Mrs. GREEN APPLE、くるりなど多くのアーティストのサポートで知られるヴァイオリニスト・須原杏と、チェロとヴィオラ・ダ・ガンバを演奏する多井智紀。映画『国宝』の楽曲でも共作した3名が集い、ピアノ、弦楽器、音響が重なり合う本公演ならではの演奏となる。
演奏者プロフィール
原 摩利彦|Marihiko Hara
京都大学教育学部卒業。静けさの中の強さを軸に、ピアノを中心とした室内楽やフィールドレコーディング、電子音を用いた音響作品を制作する。
アルバム『PASSION』(2020)、『ALL PEOPLE IS NICE』(2021)をリリース。アーティストグループ「ダムタイプ」へ参加。
NODA・MAP『正三角関係』『兎、波を走る』『フェイクスピア』、ダミアン・ジャレ×名和晃平『VESSEL』、田中泯×名和晃平「彼岸より」等の舞台作品、映画『国宝』『流浪の月』(監督:李相日)、『夏の砂の上』(監督:玉田真也)、『鹿の国』(監督:弘理子)、NHKドラマ『幸運なひと』『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』、東京2020オリンピック開会式(森山未來出演パート)、NHK『日曜美術館』新テーマソング(坂本美雨と共作)など多岐にわたって音楽を手がけている。2024年より世界遺産を舞台としたコンサート「OTOBUTAI」にて音楽監督を務める。
令和3年度京都府文化賞奨励賞受賞。令和7年度 第67回日本レコード大賞特別賞を受賞。須原 杏|Anzu Suhara
6歳よりヴァイオリンを始める。東京都立芸術高校入学と同時にジュニアオーケストラに入団。東京音楽大学在学中よりプロキャリアをスタート。
現代音楽や実験音楽へ傾倒し、2011年結成の“実験音楽とシアターのためのアンサンブル”に参加し、演奏団体”OFFCLASSICA”を旗揚げ。
2012年にASA-CHANG&巡礼に正式加入。ソロのほか、須原杏ストリングスとしてMrs. GREEN APPLE、くるり、森山直太朗、STUTS、凛として時雨などのレコーディング、ライブに参加。原摩利彦が担当する李相日監督『国宝』、『流浪の月』、NODA・MAP作品のオーケストラリーダーを務める。多井 智紀|Tomoki Tai
1982年大阪生まれのチェロ奏者、音楽家。
東京藝術大学にてチェロ専攻、在学中より作曲家たちと現代音楽グループで活動し世界初演の作品数は150曲を超えた。現代作品のソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。
今までクラシック音楽/現代音楽をメインに、即興音楽や古楽を含む多方面での演奏活動および制作協力を続け、同時に放送メディア業界に20年以上携わっている。演奏会も多数企画しており代表的なものとして、フェルドマン《String Quartet II》7時間持続演奏会、現代対位法実践家アルド・クレメンティ個展、古今対位法作品《音の綾取》、自作微分音オルガンライブなどがある。
音盤は「飛田泰三 yunagi」「電力音楽 動体視力」(共にftarriレーベル)などに参加、その他soloライブを収録したアルバム、「1664《糸竹初心集》によるパラフレーズ」(Ftarri Classical)では日本最古の三味線出版譜を自作楽器コイルド・チェロなどで演奏した。チェロ以外に、自作電気楽器やヴィオラ・ダ・ガンバの演奏もおこなう。
2024年より、閉じない五度圏に端を発した記譜プロジェクト”波獅子”を始め、東西の古典音楽に対して音楽制作と実演を重ねている。”next mushroom promotion”メンバーとして2005年度サントリー音楽財団佐治敬三賞を受賞。
原 摩利彦氏とは2022年の出会いから今までチームに参加して親交を深めている。最近では原氏が音楽を制作した李相日監督「国宝」でチェロソロ、主題歌「Luminance」(原摩利彦feat.井口理)ではリュートとヴィオラ・ダ・ガンバを演奏した。
Marihiko Hara Trio Concert at VS.
日時:2026年1月24日(土) 開場17:00、開演18:00
会場:VS.(グラングリーン大阪内)
出演:原 摩利彦(Piano, Electronics)、須原 杏(Violin, Electronics)、多井 智紀(Cello, Viola da Gamba, Electronics)
料金:
S席(指定席・トーク&サイン会付き) 14,000円(税込)※『国宝 オリジナル・サウンドトラック』CD、飲み物付き
A席(自由席) 前売 5,000円(税込)、スタンディング 前売 2,500円(税込)
※チケットは既に全席完売
大阪市北区大深町6-86
グラングリーン大阪うめきた公園 ノースパーク VS.






