
大阪市此花区にある、後藤哲也が運営するグラフィックデザインのためのギャラリー・ASAHISONOMAにて、2026年1月24日(土)より、展覧会「All Rights Reserved」が開催される。
出展するのは、ソウル大学グラフィックデザイン専攻で、Chris Hamamotoが指導するクラスに所属する学生たち。グラフィックデザインにおける「Bootleg(海賊版)」をテーマにした作品を展示する。
展覧会ステートメント
「All Rights Reserved」は、「ブートレグ(海賊版)」をテーマにした、ソウル大学グラフィックデザイン専攻の学生たちによるプロジェクトを紹介する展覧会です。
本展は、非公式なもの、不完全なもの、そして無許可であることを肯定し、讃える試みです。ここではブートレグをひとつの創造的な戦略として捉えます。既存のものを借り、歪ませ、ミスプリントを施し、リミックスする。そのプロセスを繰り返し、新しい何かが浮かび上がるまで探求を続けます。
権利の侵害ではなく、一種の「日常的な作者性(ヴァナキュラー・オーサーシップ)」、あるいは学習、誤読、再発明の手法としてブートレグを捉えて作品制作を行いました。各作品はすでに存在するものから出発しながらも、歪曲、簡略化、誇張、あるいは意図的なエラーを通じて、元の姿から逸脱していきます。
こうした「変異」は、反復や誤解を通じていかに視覚文化が拡大していくか、そして、いかなる制作者も最終的な決定権を独占してはいないという事実を明らかにします。デザインの未来は、こうした非公式なコピーを通じて綴られていくのかもしれません。
本展のビジュアル・アイデンティティであるステッカーのように、作品は自由に流通し、階層なく重なり合い、境界なくページを占拠します。これらの視覚的な変異は、未完成の表面に散らばったステッカーのように機能します。それは暫定的で遊び心にあふれ、常にどこか少しだけ「場違い」な空気を纏っています。
ASAHISONOMA Vol.7
Seoul National University Graphic Design students「All Rights Reserved」会期:2026年1月24日(土)〜2月14日(土)
会場:ASAHISONOMA
※窓の外から展示を覗く観覧形式。1月24日のオープニングやイベント時を除いて、中に入っての観覧は不可
オープニングレセプション
日時:1月24日(土)11:00〜
※参加無料/事前申込不要
大阪市此花区梅香1-15-8



