
私たちは普段、空間や物に名前をつけ、用途や意味を与えることで物事を理解しています。そうすることで、同じように見えるものの違いに気づき、区別し、より深く捉えることができます。では、この前提がなければ、私たちの見方や感じ方はどのように変わるでしょうか。名前も意味も定まらず、用途も決まっていない空間に身を置いたら、どのように世界を感じるでしょうか。
「名前のない部屋」は、何かを規定する場所ではなく、意味が生まれる「前段階の場」として、長い歴史を一時的に逆行し、名付け以前の状態に立ち返る試みです。そこは、固定された答えのない自由な場であり、見えないものや曖昧なものに目を向けるための余白でもあります。また、鑑賞者それぞれの行為や感覚によって問いが立ち上がり、その都度、新しい意味や変化が生まれます。
多様な表現が交わる本展では、作品と鑑賞者が互いに影響し合いながら、「名前のない部屋」の可能性を共に体験していただければ幸いです。
Group Exhibition「名前のない部屋」
アーティスト:田中真吾、林勇気、三木陽子、宮田彩加、森太三会期:2026年3月14日(土)〜4月18日(土)
会場:YOD Gallery(大阪)
時間:13:00〜19:00
休廊:日曜
ワークショップ「名前のないブローチを作ろう」
作家立ち合いのもと、作品素材・端材を用いたブローチを制作
日時:3月14日(土)16:00〜17:00
対象:どなたでも。未就学児は保護者同伴で参加
参加費:2,000円/人
申込フォームはこちらオープニングパーティー
日時:3月14日(土)17:00〜19:00問合:06-6364-0775
大阪市北区西天満4-8-7
千壽ビル 2F


