
ローカル・カルチャーマガジン『IN/SECTS』の出版や、マーケットイベント「KITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET」などを手がけるLLCインセクツが、「オオサカ・カルチャー・アーカイブ・プロジェクト」を立ち上げた。2026年10月17日(土)・18日(日)の2日間、なにわ橋のアートエリアB1にて、プロジェクト初の展示を行う。
本プロジェクトは、大阪で開催されたイベントのフライヤー、大阪のカルチャーを発信していた雑誌やフリーペーパーなどを集め、一冊の本にまとめることで記録・保存するもの。将来的には、集めた資料を見られる常設スペースを大阪市内につくりたいと考えているという。
プロジェクトの実施にあたり、1970〜2000年代の大阪のカルチャーに関する紙資料の提供を広く呼びかけた。本展では、集まった膨大な資料を一挙に展示する。
ホームタウンである大阪にて、私たちは2009年からローカル・カルチャーマガジン『IN/SECTS』を制作してきました。創刊当時を振り返ると、すでにインターネットが登場し、いわゆるコンサートや演劇の公演、映画の上映情報は、紙のチラシよりもネットを通じて情報を得ることが主流になりつつありました。
一方、インターネット以前の70〜90年代の情報源の中心は雑誌や新聞、チラシ、フライヤー、フリーペーパーといったフィジカルの存在が欠かせませんでした。
そんな公演情報が掲載されているチラシなどは、公演が終われば、役目の多くを終えてしまいます。そのため、廃棄されるものがほとんどで、ましてや、インターネット以前のためSNSなどもなく、デジタル化された情報がネットワーク上に保存されるということは皆無でした。そこで、本プロジェクトは、それらを改めて集め、当時の大阪のムードをアーカイブから捉え直し、多くの情報がネットで手に入れられる現在との接続、そして、大阪のカルチャーの変遷を紐解いてみようという試みです。
ともすれば、様々な情報が並列に、日々、記憶できないほどのスピードで大量に押し寄せてくる現代、個別の特徴は捉えづらく、大阪について言えば「大阪らしさ」というものが見えづらくなっていると感じます。本展示をご覧になる皆さまにとって、どのようなカルチャー都市大阪の姿が見えてくるのか?
記憶や思い出とともにお楽しみいただければ幸いです。最後になりましたが、本プロジェクトは資料提供をはじめ、多くのみなさまのご協力のもと開催しています。まずは、この場をお借りして、お礼をお伝えいたします。
また、本展示はこれからも継続する予定です。そのため、引き続き資料や情報のご提供をお願いしてまいります。ぜひ、本プロジェクトの一員になっていただければ嬉しいです。
(LLCインセクツ)
会期:2026年10月17日(土)・18日(日)
会場:アートエリアB1
時間:11:00〜18:00
料金:入場無料
主催:LLCインセクツ
協力:アートエリアB1
大阪市北区中之島1-1-1
京阪電車なにわ橋駅B1F


