
「音」をテーマに、現代アートシーンで活躍するアーティストを紹介するギャラリー・+1artでは、2023年よりシリーズ企画「プラスプラス」を開催している。音を素材にしたり、音をイメージした作品を制作する若手作家を支援することを目的とする企画だ。 (プラスプラスとは、拍手音を表すスペイン語のオノマトペ)
本プロジェクトの第6回目となる展覧会「都市と呼吸」が、2026年10月14日(水)から開催される。
参加作家は、美術家・今村遼佑と作曲家・山根明季。2人の異なるジャンルを背景とするアーティストが、それぞれのアプローチから、音を素材としたインスタレーションを展開する。さらに、ドローイングやテキストスコアなどの視覚的な要素も加えて空間を構成する。
遠くの音、近くの音、足元の音。体の中の音。視覚と違って、音は後ろからでも、上からでも、こちらの意識を越えて、どこからでも聞こえてくる。だから、部屋の中にいても、街を歩いていても、あちこちから音が聞こえると「世界に存在している」って気がとてもする。そしてそれは、心地よかったり、哀しかったり、時に不安にさせたり、いろんな感情を伴いながら、世界に存在することの不思議を教えてくれる気がする。
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1982年京都生まれ。 2007年京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了。 日々過ごすなかでの記憶やふとした気づきを元に、ものごとの確かさと不確かさのあわいを探求するような作品を手がける。 インスタレーション、立体、映像、絵画など表現方法は主題に合わせて多岐にわたる。近年の展覧会に、個展「残響と余白のなかで」(岐阜現代美術館大地館、2026)、「今村遼佑×光島貴之 感覚をめぐるリサーチ・プロジェクト〈感覚の点P〉展」(東京都渋谷公園通りギャラリー、2025)などがある。
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いつも電気のドローン(持続)音に取り囲まれている。加速成長を促進して支えてきた電気の音。スーパーの冷蔵庫から発せられる持続音はいつでも安定して大量の食品が並んでいる状態を維持していて、日本で私はグローバルな資本主義の下で帝国的な豊かさを受け取っている。家庭内やインフラを支え家事やケアと結びつく電化製品、不可視化された再生産労働の音。
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1982年大阪生まれ。 2007年京都市立芸術大学大学院作曲専攻修了。 消費、性、可愛いといった身体感覚と環境や制度との摩擦を扱い制作をしてきた。五線記譜からテキストスコアを用いた作曲制作、空間制作まで横断的に活動。リサイタル&インスタレーション「BGM」(2026)、 アルバム「furniture music in pixel field」(2026)、両国アートフェスティバル「二次創作」芸術監督(2024)、塩見允枝子「performances & visual works 神戸」企画(2021)など。
プラスプラスプロジェクトvol.6
都市と呼吸
今村遼佑・山根明季子会期:2026年10月14日(水)~31日(土)
会場:+1art
時間:12:00~19:00(最終日は17:00まで)
休館:日~火曜
ARTIST TALK
日時:10月17日(土)17:00〜
会場:+1art
出演:今村遼佑、山根明季子
参加費:500円
定員:20名 ※予約優先。フルネーム、携帯電話番号をメールで連絡 [email protected]
※音が出る作品のため、当日の作品鑑賞は17:00まで同時期開催
岩田 萌「UMBRA」
会期:10月21日(水)~31日(土)
会場:+2 (+1artから徒歩5分)
時間:13:00~19:00
休廊:日〜火曜問合:06-7712-6685
大阪市中央区谷町6-4-40


