辺口芳典の詩集『水の家』(Forget Publishing)の刊行を記念したウォーキングイベントが、2021年4月3日(土)に開催される。出発点となるのは田辺のLVDB BOOKS。桃ヶ池、阿倍野、飛田、山王、新世界、てんしば(大阪天王寺公園エントランスエリア付近)を経て天王寺駅北口までを、約2時間かけて巡る。
途中には、インスタントカメラ「写ルンです」で参加者のポートレートも撮影(被写体となる方には青果を持っていただく予定。写真は参加費1,200円と別に800円で購入可能)。辺口が生まれ育った土地を歩きながら、ポエトリーリーディングに耳をすませる。
辺口とただ歩くイベントです。
わたげが浮かぶように
LVDBをスタートして天王寺北口まで結構長い距離を行きます。
2021年、歩くことが詩になりました。
2221年、歩くことは言葉と呼ばれているでしょう。
辺口芳典(Yoshinori Henguchi)
1973年7月26日 大阪阿倍野生まれ、新世界かいわいの下町で育つ。2000年、阿部カウチ名義でWasteland誌にて詩人デビュー。2001年、詩集『無脊椎動物のスポーツ・メタル』を刊行。2006年、辺口芳典に改名、キヤノン写真新世紀優秀賞。2010年、nobodyhurtsから『女男男女女男女女女男女男男女男女女』を刊行。2011年、ドイツ、デュッセルドルフのゲスト・アーティストとして選出され、「ANTI FOTO」「Photo Battle」に参加。2014年、アメリカ・シアトルのChin Music Pressから『Lizard Telepathy Fox Telepathy』を刊行。2017年、edition.nordから写真集『mean』を刊行、翌年にブルノ国際グラフィック・ビエンナーレ入選。2019年、edition.nordから大阪此花区の六軒家川を写した『peels』を刊行。2020年、Forget Publishingから詩集『水の家』を刊行。
なお、paperCのコンテンツ「What’s up? 最近どうですか?」では、2020年9月に、辺口が日課としていた散歩に同行・取材している。歩きながらまちを体感するなかで語られた言葉にも、併せて触れていただきたい。
辺口芳典・詩集『水の家』刊行記念ウォーキングイベント
2221.
田辺桃ヶ池阿倍野飛田山王新世界天芝天王寺歩き日時:2021年4月3日(土)16:00集合、16:30出発(約2時間予定)
集合場所:LVDB BOOKS
料金:参加費1,200円
予約・問合せ:lvdbbooks@gmail.com(件名に「2221.」、本文に「氏名・人数・連絡先」を記載の上送信)
※途中で撮影したポートレートを別途800円で購入可能
※詩集『水の家』をお持ちの方、LVDB BOOKSで購入される方は参加無料
大阪市東住吉区田辺3-9-11