コペンハーゲンに拠点を置くクリエイティブ・アソシエーション「Tofu Collective」のWebサイトにて、2021年に京都・大阪で開催された赤鹿麻耶の写真展「ときめきのテレパシー」が、オンライン展示として公開されている。
Tofu Collectiveは、東アジアの現代美術と文化を探究するクリエイティブ・アソシエーション。Webサイト内には、これまでに公開された約70以上のオンライン展示がアーカイブされている。今回「ときめきのテレパシー」が当サイトへ展開したきっかけは、キュレーターを務めるNikolaj Ahlefeldtからのオファーだったそうだ。これまでに取り組んできたシリーズのなかから、赤鹿がセレクトした作品が並ぶ本展について、赤鹿がメッセージを寄せてくれた。
「ときめきのテレパシー」展は、「自分にとっていい写真ってなんだろう?」からはじまった展覧会です。
最初は2021年に開催し、そのときの私の現在的な視点で写真を選び、展示しました。
ときめきを信じた先に、テレパシーがある!
1985年、大阪府生まれ。2011年、作品〈風を食べる〉で第34回写真新世紀グランプリ受賞。大阪を拠点に海外を含む各地で個展、グループ展を開催。夢について語られた言葉、写真、絵や音など多様なイメージを共感覚的に行き来しながら、現実とファンタジーが混交する独自の物語世界を紡ぐ。
主な個展に「ぴょんぴょんプロジェクト Did you sleep well?」(空き地、大阪/松の湯、東京、2015)、「大きくて軽い、小さくて重い」(Kanzan gallery、東京、2017)、「Be my landscape」(ChocoChoco Gallery、台湾、2017)、「Sweet Rainy City」(Café Sugar Mama、ドイツ、2019)、グループ展に「氷の国をつくる」(東京都写真美術館・2020年)などがある。