1962年創業の老舗ユニットバスメーカー・日ポリ化工株式会社より、バスカルチャーブランド「SKUNA(スクナ)」 が、2022年12月1日(木)にローンチ、2023年3月より発売をスタートする。クリエイティブディレクションおよびアートディレクション、プロダクトデザインを手がけるのは、TERUHIRO YANAGIHARA STUDIOの代表・柳原照弘だ。
古代ギリシアの哲学者・アリストテレスが残した「人は習慣によってつくられる」という言葉にあるように、 私たちの心や身体には日々の習慣が大きく影響している。SKUNAは、入浴というありのままの自分と向き合える時間を禊ぎのようなリチュアル(儀式)ととらえ、心地よい習慣を生み出すことを目指す新しいブランドだ。
デビューアイテムとして、インテリアの一部となるバスシーンを想定した床置き式のバスタブ、ユニットバスへの埋め込みが可能なバスタブをそれぞれ2型ずつ発表。加えて、入浴の時間を豊かにするアイテムとして、バスタオルやヘアタオル、バスドレス、キャンドル、 ボディソープ、モイスチャーバームといった6種のオリジナルプロダクトを展開する。
入浴の中心となるバスタブは、ミニマムなデザインと日本古来より継承される湯船の浸かり心地を追求した、インテリアにも溶け込む美しい形を成す。ラウンドタイプとオーバルタイプの2シリーズがあり、オーバルタイプの浴槽内には首と腕を置ける段差が設けられ、首元まで浸かりながら身を預けることができる。
また、キャンドル、 ボディソープ、モイスチャーバームの3プロダクトには、オリジナルの香りを起用。SKUNAが考えるリチュアルをイメージした、心身をくつろがせ、しかしどこか背筋の伸びるような香りは、アーティストの和泉侃がデザインしたものだ。「高野槙」など、深い呼吸を促す貴重な天然香料100%で構成されている。
入浴の時間を想像するだけで、肩の力を抜いて深く息を吸いたくなるようなラインナップ。SKUNAが提案する新しいバスカルチャーに注目していきたい。
アイテム:
バスタブ¥275,000〜¥1,870,000
かや織バスタオル ¥13,200
かや織ヘアタオル ¥11,000
バスドレス ¥96,800
ボディソープ (化粧石鹸) ¥5,500
モイスチャーバーム(ボディコンディショナー) ¥5,500
フレグランスソイキャンドル ¥19,800製造・販売:日ポリ化工株式会社
クリエイティブディレクション・ アートディレクション・プロダクトデザイン:TERUHIRO YANAGIHARA STUDIO・柳原照弘
コンサルティング:株式会社中川政七商店
写真:Jun Yasui