アメリカ村のFUKUGAN GALLERYにて、アルゼンチン出身のREYNOLS（レイノルズ）の展覧会とドキュメンタリー映画の上映会が開催される。

レイノルズは、ダウン症のドラマー／ボーカルのミゲル・トマシンを中心に、ロベルト・コンラーソ、アンラ・コーティスによって、1993年にブエノスアイレスで結成された。宇宙的なフリーロックやローファイ、ドローンなエレクトロニック・ミュージックからコンセプチュアル・サウンドアートに社会的・政治的・密教的な観察まで、多様な音楽性で注目を集める。これまでに、日本、ヨーロッパ、オセアニア、南米、アメリカなど世界各地で計150枚のアルバムをリリースしている。

新型コロナウイルス感染症の世界的な広がりを受け、今回の日本ツアーは、展覧会と上映会という形態で実施。レイノルズ関連の写真、アート作品、インタビュー、そして1993年から今日までのバンド内外の出来事を納めた一連の映像を展示する。さらに、アルゼンチンのアレハンドロ・マリー監督が制作した、レイノルズと日本のアシッド・マザーズ・テンプルとのコラボレーション「アシッド・マザーズ・レイノルズ 」に関するドキュメンタリー映画（2020年）を上映。関連イベントとして、アシッド・マザーズ・テンプルの河端一が出演するトークも開催される。