赤阪友昭監督の映画『銀鏡 SHIROMI』が、2022年4月30日(土)より第七藝術劇場で上映される。舞台となるのは、奥日向にある限界集落・宮崎県西都市銀鏡。この里では500年以上の歴史をもつ「銀鏡神楽」が受け継がれており、年に一度、舞を通して星々に祈りを捧げている。星の神楽を見つめた同作は「東京ドキュメンタリー映画祭2021」に出品され、人類学・民族映像部門のグランプリを受賞した。
赤阪監督は大阪市出身。阪神淡路の震災をきっかけに、モンゴルの遊牧民やアラスカ先住民族と暮らす旅をはじめた。20年ほど前、宮崎県西都市の限界集落・銀鏡に伝わる神楽を知り、何度も足を運ぶなかで、集落の暮らしと神楽を守ろうとする村人たちの生き方に共感を覚えるようになったという。古からの信仰を未来へと受け継いでいこうとする人々の姿を、同作を通して見つめたい。
『銀鏡 SHIROMI』上映
期間:2022年4月30日(土)~
会場:第七藝術劇場 *5月14日(土)以降は、階下のシアターセブンにて上映
料金:一般1,800円、シニア1,200円、学生1,000円、小学生以下700円、会員1,000円、全国共通特別鑑賞券(前売券)1,500円、そのほか劇場規定の割引・サービスデー適用あり
*上映スケジュール、料金などの詳細は第七藝術劇場Webサイトを参照
映画『銀鏡 SHIROMI』(日本/カラー/113分)
監督:赤阪友昭
撮影:古木洋平、牛久保賢二
録音:森英司
音楽:林正樹
歌:松田美緒
大阪市淀川区十三本町1-7-27
サンポードシティ6F