芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2019.12.21
#ART#EXHIBITION#TALK#大阪府外

TRA-TRAVELの「ポストLCC時代の  」展、
アジア4カ国のアーティストを招聘して開催

アーティストYukawa-NakayasuQenji Yoshidaにより2019年に活動開始した、“観光と人の動線を生み出す“大阪を拠点とするアートハブ「TRA-TRAVEL」。来年1月11日(土)より、京都芸術センターと共同で、観光、移民、コミュニケーションなどをテーマとする展覧会「ポストLCC時代の  」を開催する。

TRA-TRAVELは、LCC(格安航空会社)の台頭によりもたらされた、都市間の交流、混交、連帯、反発が常態化する状況=ポストLCC的状況に着目。特にアジア圏のLCCネットワークは、EU圏と異なり、旅行者や移民の滞在や権利に制限があり、各国の利権が複雑に絡み合いながら移動の力学を発生させているととらえる。

そこで本展には、LCCでつながるフィリピン、台湾、タイ、日本から、7名のアーティストを招聘。彼らは互いの国を訪れ、作品プラン段階から意見交換や共同制作を行ってきた。その作品群から「国境を超える人や物や情報の移動がもたらす力学」を考察し、ポストLCC時代に続く”空白”を想像する機会を創出する。

TRA-TRAVELの「ポストLCC時代の  」展、アジア4カ国のアーティストを招聘して開催
Mong-Jane Wu 《Plantation #1》
TRA-TRAVELの「ポストLCC時代の  」展、アジア4カ国のアーティストを招聘して開催
Prapat Jiwarangsan 《Destination Nowhere》
TRA-TRAVELの「ポストLCC時代の  」展、アジア4カ国のアーティストを招聘して開催
Yu-Hsin Su《water sleep II Akaike river under Xizang Road》

参加アーティスト:

Mark Salvatus (Philippines)  Mong-Jane Wu (Taiwan)  Prapat Jiwarangsan (Thailand)  Qenji Yoshida (Japan)

Wantanee Siripattananuntakul (Thailand)  Yukawa-Nakayasu (Japan)  Yu-Hsin Su (Taiwan)

「ポストLCC時代の  」

会期:2020年1月11日(土)〜2月16日(日)*会期中無休

会場:京都芸術センター

開館時間:10:00〜20:00

料金:入場無料

主催:TRA-TRAVEL[トラトラベル]、京都芸術センター

問合:info.tratravel@gmail.com

京都芸術センターCo-program2019 カテゴリーB 「共同開催」(展覧会事業)採択企画

 

アーティストトーク

日時:2020年1月12日(日)15:00〜16:30

会場:京都芸術センター内 ミーティングルーム2

料金:入場無料

映像上映

Yu-Hsin Su「water sleep II Akaike river under Xizang Road」(11min)

日時:2020年2月6日(木)〜2月9日(土)10:00〜20:00

会場:京都芸術センター内 和室「明倫」

料金:入場無料

京都芸術センター

京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

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