芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2020.01.10
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写真家・麥生田兵吾とともにつくり上げる大阪府収蔵作品展、enocoにて開催

大阪府は、戦後から1970 年代にかけて日本の美術界で活躍した関西の作家の作品や、1990年から2001年まで毎年開催された「大阪トリエンナーレ」(国際現代造形コンクール)での世界各国の受賞作品などを中心に、国内外の美術作品約7,900点を収蔵している。その管理を担っている大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]では、このコレクションの活用の一環として、2018年度より、気鋭の若手アーティストが作品の選定等に関わるコレクション展を企画。今年度は大阪を拠点に活躍する写真家、麥生田兵吾(むぎゅうだ・ひょうご)を招聘し、展覧会「ココロヲウツス」を開催。

麥生田は、生と死をテーマに「Artificial S」というひとつの主題に専念し制作活動を展開。2010年より写真活動「pile of photographys」をWebサイト上で始め、1日も欠かすことなく撮影した作品を自身のブログに公開している。

本展で麥生田は、「曖昧なものを感じること、確かさを感じること、世界と心を感じること」をテーマに、独自の視点と感性で作品を選定。大阪府の収蔵作品群と自身の作品をともに並べ置き、そこから生まれる作品の不思議なイメージを探る。

写真家・麥生田兵吾とともにつくり上げる大阪府収蔵作品展、enocoにて開催
掲載作品:上前 智祐 《無題》2007 Photo:麥生田 兵吾

大阪府20世紀美術コレクション展「ココロヲウツス」

会期:2020年1月17日(金)〜2月8日(土)

会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター1F room4

時間:11:00〜19:00

休館日:月曜日

料金:入場無料

問合:06-6441-8050

 

アーティストトーク

日時:1月26日(日)14:00〜15:00

ゲスト:大島賛都(アーツサポート関西チーフプロデューサー/学芸員)

料金:参加無料 *事前申し込み不要

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