映像作家・小森はるかによるドキュメンタリー作品『空に聞く』が、茨木市福祉文化会館(オークシアター)にて上映される。
茨木市にキャンパスを持つ追手門学院大学社会学部の芸術文化事業として企画された。
小森は1989年静岡県生まれ。東京藝術大学在学中に東日本大震災が発災、ボランティアとして東北沿岸地域を訪れたことをきっかけに、画家で作家の瀬尾夏美と共にアートユニット「小森はるか+瀬尾夏美」での活動を開始。2012年から3年間は岩手県陸前高田市で暮らした。
『空に聞く』は、東北で過ごす中で小森が出会った「陸前高田災害FM」のパーソナリティ・阿部裕美が、地域の人々の記憶や想いに寄り添い声を届ける日々を、嵩上げにより新しいまちが造成される光景とともに記録し、2018年に発表した作品だ。
今回の1回限りの上映に合わせ、小森と身体芸術や社会学の専門家が出演するトークセッションも開催。本作品をめぐる記憶や記録、社会とメディア、震災と生きることなどについて考える。
追手門学院大学社会学部芸術文化事業 映画上映会&トークセッション
小森はるか「空に聞く」日程:2023年1月7日(土)
会場:茨木市福祉文化会館(オークシアター)5F文化ホール
時間:13:00~16:00(開場12:30/上映13:00~/トークセッション14:45~)
トークセッション出演:小森はるか(映像作家)、富田大介(芸術文化観光専門職大学准教授)、井口暁(追手門学院大学社会学部准教授)、松谷容作(追手門学院大学社会学部教授)[司会]
参加費:無料
※申込フォームより要予約。申込締切:12月16日(金)
※参加希望者が多い場合は抽選。抽選結果は12月20日(火)に発表
※キャンセルや社会状況等に応じて追加当選ないし再募集する場合あり問合:茨木市文化振興課 072-620-1810
茨木市駅前4-7-55