木版画や漫画の制作を行う作家、大力拓哉の個展が2023年3月7日(火)~4月1日(土)まで、Calo Bookshop & Cafeにて「大力拓哉展 木版画の展示と映画上映会」として開催中だ。今回は過去作から新作まで、一版墨摺りの木版画作品を一挙に展示する。
また、大力は幼なじみである三浦崇志とともに2人組の映画監督としても活動をしており、これまでに手がけた作品が第62回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門「Filmmakers of the Present」選出や、ローマ国際映画祭「CINEMAXXI」コンペティション部門上映などの経歴をもつ。
今回の展示期間中には、大力、三浦監督作品の上映会も行われ、『ほなね』(56th Ann Arbor Film FestivalにてTíos Award for Best International Film受賞)、『金太と銀次』(FIDMarseille 2019にて上映)、最新作の『大力と三浦』の3作が上映される。木版画と映画、異なる角度からあわせて作家の世界を鑑賞できる貴重な機会だ。
会期:2023年3月7日(火)~4月1日(土)
会場:Calo Bookshop & Cafe
時間:12:00~19:00、土曜~18:00
※3月29日(水)は18:00まで、最終日は17:00まで
※上映会開催のため、3月10日(金)、17日(金)、21日(火・祝)は18:00で閉店定休:日・月曜
※3月25日(土)は臨時休業
上映会
日時:2023年3月10日(金)19:30~
上映作品:『ほなね』(72分/2016年)
太郎のおじさんは色々なところへ行ってビデオを撮るのが趣味だ。
太郎とおじさんは、おじさんが撮ってきたビデオを一緒に見ながら話をする。
どこにでもあるような風景が、2人の会話で特別なものになっていく。日時:2023年3月17日(金)19:30~
上映作品:『金太と銀次』(84分/2019年)
タヌキの金太とロボットの銀次は友達だ。もうずいぶん長いこと友達だ。
2人は2日に1回くらい会い、森の中を散歩したり、おしゃべりを楽しんだりする。
銀次が作った音楽に合わせて、みんなで踊ろう。日時:2023年3月21日(火・祝)19:30~
上映作品:『大力と三浦』(60分/2021年)
大力と三浦の2人は、車に乗って田舎をウロウロする。
目的のない移動を、会話代わりの音楽が彩る。開場は上映開始の15分前。
上映会の参加費:各回 1,500 円(1ドリンク付き)予約不要
各上映終了後、大力・三浦監督の登壇あり。
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル5F