「アート」と「ケア」の視点から、多彩なアートプロジェクトを実施している市民団体・たんぽぽの家。1973年に前身となる奈良たんぽぽの会が結成されてから50年にわたり、誰もが生きやすい社会を目指して活動してきた。
障害のある人たちが個性を生かしながらビジュアルアーツやパフォーミングアーツに取り組むスタジオ、ギャラリーなどから成る「アートセンターHANA」や、福祉と地域、企業をつなぎ仕事をつくる「Good Job！センター香芝」など複数の施設を運営するほか、国内外の団体とつながりながら、さまざまなプロジェクトを展開している。
活動50周年を記念し、難波の大阪高島屋にてイベントを開催。アートセンターHANAのアーティストによる作品展示、障害のある人の表現や手仕事を生かした商品を販売するマーケット、たんぽぽの家のあゆみの紹介などが行われる。
会期中には、福祉施設と協働してプロダクトを生み出すpoRiffによるワークショップや、トークイベントなどの関連企画も複数実施。いろいろな催しを楽しみながら、たんぽぽの家の活動への理解を深めたい。
作：前田 考美 クロッカスとストック Good Job！センター香芝のマスコット「グッドドッグ」の張り子 Tabio×Able Art Company アートソックス
つくる つなぐ アート たんぽぽの家&アートセンターHANA展
会期：2023年4月19日（水）～24日（月）※会期中無休
会場：大阪高島屋 7階催会場
出展：
・アート作品出展作家：青木優、澤井玲衣子、十亀史子、中村真由美、西ノ園有紀、福岡左知子、前田考美、山野将志、山村晃弘、ほか
・アート＆クラフト：Able Art Company、Good Job！センター香芝／GOOD JOB STORE、暮らしランプ、Salut（サリュ）、西淡路希望の家、poRiff/paperfu（くふう）、ワークセンターとよなか時間：10:00～19:00（最終日は～17:00）
ワークショップ
・アートセンターHANA オリジナル缶バッチづくり
アートセンターHANAのアーティストが描いた絵から、好きな柄を切り抜いたり、色を塗って、オリジナルの缶バッチをお作りいただけます。
日時：4月22日（土）11:00～12:00（最終受付11:45)、16:00～17:00(最終受付16:45)
所要時間：約10～15分
料金：550円
※材料がなくなり次第終了・オリジナルトートバッグをつくろう！スタンプワークショップ
アートセンターHANAの様々なアーティストスタンプを好きな色で自由に押して、オリジナルトートバッグをお作りいただけます。
日時：4月22日（土）14:00～15:00
定員：10名 ※Webサイトから要予約
料金：1,100円・ぺたんこバッグをつくろう！
ポリ袋をアップサイクルして作ったシートを利用し、大阪の福祉施設で制作している〈poRiff〉の技法を使って、世界にひとつだけのバッグを簡単にお作りいただけます。
日時：4月23日（日）11:00～12:30、14:00～15:30
定員：各回8名 ※3歳以上対象／Webサイトから要予約
料金：1,650円・どうぶつの張り子絵付けワークショップ
絵付け前の様々な動物のはりこの中から、お好きなものをおひとつ選んで、ポスカを使って色塗りしていただきます。Good Job!センター香芝のマスコット「グッドドッグ」のはりこを、鯉のぼりに見立てて絵付けすることもできます。
日時：4月23日（日）16:00～17:30
定員：8名 ※Webサイトから要予約
料金：1,650円ギャラリートーク
4月19日（水）14:00〜 十亀 史子、中村 真由美、山野 将志
4月20日（木）14:00〜 青木 優、澤井 玲衣子、山村 晃弘わたぼうし語り部公演
日時：4月22日（土）13:00〜トークイベント「障害のある人とつくる商品の魅力について語ろう」
日時：4月22日（土） 15:00〜
出演：金武 啓子（西淡路希望の家）、東谷 圭真（ワークセンターとよなか）、鈴木 健史（暮らしランプ ）問合：たんぽぽの家 0742-43-7055 tanpopo@popo.or.jp
大阪市中央区難波5-1-5
