感情を前面に出し、叫びにも似た筆勢により画面を構成する柿沼瑞輝の絵画展が、肥後橋のYoshimi Artsにて開催される。
柿沼は、1989年東京都生まれ。2011年に東北芸術工科⼤学洋画コースを卒業し、現在は埼玉県在住だが、2012年より継続的に同ギャラリーで作品を発表してきた。
色彩と筆勢、絵具の物質感が特徴的な作風だが、2016 年の個展「横溢」後、マスキングテープやラッカーなどを使用し、筆では無い線を画面に導入して画面をデザイン的に構成することへ変化している。本展では、その変化の延⻑線上にあり、一つの達成を見て取れる超⼤作を含む新作を発表する。
なお、本展は、⼤阪北船場・⻄天満界隈のギャラリーが同時期に展覧会を開催するイベント「Festart Osaka 2020」[4月6日(月)〜18日(土)開催]に参加している。
会期:2020年4月4日(土)〜26日(日)※会期再開 5月20日(水)〜6月7日(日)
会場:Yoshimi Arts
時間:11:00〜19:00(日曜日は〜17:00)※再開期間は12:00開廊
休廊:月・火曜日
問合: 06-6443-0080
大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F