1981年の開館以降、さまざまな文化芸術に触れる場を提供し、また市民の表現の場として活用されてきた茨木市福祉文化会館(愛称:オークシアター)が、2024年5月末で閉館することとなった。
同館の閉館前日に、オークシアターに関する思い出を展示やパフォーマンスとして紹介する展示会「Theater OAK」が開催される。「日常以上、作品未満」な表現、活動ができる場をつくる「ココノカプロジェクト」が主催。茨木市のアートプロジェクト「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2021」の選定作家としてオークシアターにて公演を行ったダンサーの黒田健太(verse-paradox)も企画に関わる。
さまざまな人々の日常、特別な時間、奇跡のような瞬間。
紅潮する頬、輝く目、たなびく髪、響きわたる拍手、こだまする笑い声。
人知れず歴史を刻んできた劇場と、そこに残る記憶たちとともに、今日だけの景色を見よう。
A wonder lasts but “nine days”
すぐに忘れてしまうような「日常以上、作品未満」な表現、活動ができる場をつくる創造活動プロジェクト。楽譜や台本、役割や序列、正解や不正解といった既存の規範に囚われない、空に絵を描くような気楽さで、誰もが自由に何かを響かせられる場所を目指しています。
異なる現実がストリート上にて同じ緊急状態で直面することを「verse-paradox」と呼称し、「今、ここーここではないどこか」を繋ぐ試み。 本作りにおける〈共同作業〉のあり方を基に、舞台芸術の手法を応用し、ジャンル、立場、性質を問わない様々な人々との交流、実践を行なっています。
展示会《Theater OAK》
日時:2024年5月31日(金) 10:00〜20:00
会場:茨木市福祉文化会館(オークシアター) 5階 文化ホール
料金:無料 ※入退場自由
内容:展示、セッション、パフォーマンス等
思い出を募集
発表会、コンサート、イベントなどで舞台に上がった時の思い出、会議室などでの集まりや講義の思い出、昔訪れた際のなんでもない記憶など、どんなことでも結構です。ご提供いただいた思い出は、 展示やパフォーマンスとして紹介させていただきます。
ぜひ、閉館直前の1日を、皆さんの思い出で彩らせてください。
募集フォーム https://forms.gle/cxrNJ2GiguLbG6aW6主催・問合:ココノカプロジェクト coconoka.project@gmail.com
茨木市駅前4-7-55