大阪府北部の能勢町で2006年に開設された大阪ラスキン・モリスセンター。ラスキン研究者である露木紀夫の私設資料館として設立され、19世紀イギリスで活躍した社会思想家であるジョン・ラスキンと、ラスキンの思想に影響を受けてアーツ・アンド・クラフツ運動を展開したウィリアム・モリスに関する資料を所蔵している。
同センターの収蔵作品の展覧会が、2024年9月20日より大阪大学中之島センターにて開催される。大阪大学中之島芸術センターが主催。
ジョン・ラスキンは、美術家・美術批評家であるとともに社会福祉活動に力を注いだ人物です。本展覧会では、大阪ラスキン・モリスセンターの収蔵資料をとおして、ラスキンの人となりや、芸術への眼ざしや、社会への関わりや、環境保護への足がかりを明らかにしたいと思います。展覧会ではさらに、ラスキンの設立による聖ジョージ・ギルドや、日本のstudio-Lの取り組みに注目して、ラスキンの思想がどのように社会活動へと波及してきたかを合わせて紹介します。大阪ラスキン・モリスセンターは、2006年に露木紀夫氏の私設資料館として設立され、2019年に一般財団法人となり、studio-Lと共同で多くの人々に開かれた施設として再出発しようとしています。ラスキンの理想を具現化しようとする取り組みをとおして、今に生きるラスキンを浮かび上がらせます。
(Webサイトより)
今に生きるラスキン 大阪ラスキン・モリスセンター収蔵品による企画展
期間:2024年9月20日(金)~ 10月20日(日)
会場: 大阪大学中之島センター4階展示室
時間:10:30~17:00
休業:月曜・祝日
料金:入場無料
トークイベント 自然に還る、生に返す
日時:10月6日(日)10:00〜12:00
会場:大阪大学中之島センター3階スタジオ
出演:小池友紀(at FOREST代表)、横山千晶(慶応義塾大学教授)、山崎亮(studio-L 代表)
※参加無料/申込不要展覧会ツアー
日時:2024年10月6日(日)第1回12:30〜13:30/第2回14:30〜15:30/第3回15:30〜16:30 *各回の内容は同じ
ツアーガイド:横山 千晶(慶應義塾大学)、三木はるか(日本女子大学)、吉田英司(大阪ラスキン・モリスセンター)
※大阪大学中之島センター4階展覧会場前に集合
※参加無料/申込不要/各回先着10名本に触れるワークショップ
日時:
第1回 9月20日 (金) 13:00〜17:00
第2回 10月6 日(日) 13:00〜17:00
第3回 10月12日(土) 13:00〜17:00
会場:大阪大学中之島センター4階フロア
※参加無料/申込不要主催:大阪大学中之島芸術センター
協力:大阪ラスキン・モリスセンター、studio-L
問合:大阪大学中之島芸術センター事務局 secretary.art@ml.office.osaka-u.ac.jp
大阪市北区中之島4丁目3-53
大阪大学中之島センター3階「アートスクエア」内