八島良子『メメント・モモ』出版記念展が、2024年12月10日(火)より肥後橋のCalo Bookshop & Cafeにて開催される。
八島は1993年広島県生まれ。武蔵野美術大学を卒業後、2017年より広島県の離島にあるアートセンター「NPO法人ART BASE百島」の企画運営に携わりながら、人間の皮層に視覚化される痛みや祖母の戦争・被爆体験を元にした作品を制作している。
2019年からは、自らの手で豚を育てて屠畜し食べるプロジェクト「メメント・モモ」を2年にわたり展開。豚との関わりの中で感じた自分の中の変化や社会構造を、映像、写真、立体、インスタレーション、執筆といった多様な手法で表現してきた。
2024年9月に、プロジェクトの記録をまとめた書籍『メメント・モモ 豚を育て、屠畜して、食べて、それから』を幻戯書房より出版。今回はその記念として、豚のモモと過ごした日々から生まれた平面および立体作品を大阪にて展示する。
八島良子(Yashima Ryoko)
1993年広島県生まれ。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。2017年より広島県尾道市の離島・百島にあるアートセンター「NPO法人ART BASE百島」の企画運営を行いながら経験や痛みと向き合う新たな表現を探している。三菱ケミカルジュニアデザインアワード2015都築響一賞、茂木健一郎賞、第19回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品、ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023 マイナビ ART AWARD優秀賞。
会期:2024年12月10日(火)~28日(土)
会場:Calo Bookshop & Cafe
時間:12:00~19:00 ※土曜は18:00まで、最終日は17:00まで
定休:日・月曜
料金:入場無料
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル5階