2025年1月29日(水)から2月27日(木)まで、アーティスト・劉李杰(リュウ・リケツ)の個展「一個月的故事會」がLVDB BOOKSで開かれる。
劉は1989年、中国・浙江省寧波市生まれ。京都精華大学大学院を経て、現在は大阪を拠点に版画や映像、インスタレーションなどの作品制作を行っている。近年の主な展覧会には、「無聲誦讀 Reading Without Sound」(The Terminal Kyoto、2023年)、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2022」(旧枯木又分校、2022年)などがある。
今回の展示は、LVDB BOOKSが扱っている書物からテキストや写真をリサーチし、絵画と文字に置き換えた作品を展開するというもの。劉は自身のInstagram投稿で、「このプロセスにより、本来無関係な写真やテキストなどが整理され、ストーリー性と新たな意味を生み出す」「目に見えないが歴史的かつ社会的な空間に関連する記憶が浮かび上がるような感覚を作り出すことを目指す」と記している。英語では“A Storytelling Session for a Month”と題された本展、事象の出会いと連関から立ち上がる世界を体験したい。
会期:2025年1月29日(水)~2月27日(木)
時間:13:00~20:00
休館:日・月曜
会場:LVDB BOOKS
大阪市東住吉区田辺3-9-11