京阪中之島線・なにわ橋駅のコンコースに位置するアートエリアB1が、鉄道の創造性に着目した企画として毎年開催している「鉄道芸術祭」。今回は「都市計画」という大テーマのもと、都市と身体の関係性に焦点を当て、インドネシアと日本の3組のアーティストによる作品を展開する。
インドネシアで最も国際的に活躍するアーティストのひとり、ジョンペット・クスウィダナントのインスタレーション作品を関西で初紹介。また小沢裕子は大阪でのリサーチをもとに新作映像作品を発表、武田晋一は都市と地方の移動などをふまえて作品を構成する。
三者三様の手法で、“都市の身体” にまつわる世界の内と外からの考察に基づいた表現を通じて、わたしたちの身体感覚を取り巻く社会の規制や制度といった問題や、複雑かつ豊かで未だ見ぬ可能性を秘める人間の身体感覚の未来を思考する。
鉄道芸術祭vol.9「都市の身体 ~外から眺める私たちの輪郭、遠くから聞こえてくる私の声~」
会場:アートエリアB1
会期:2019年10月26日(土)〜12月29日(日)
開館時間:12:00~19:00
※12月14日(土)〜25日(水)は21:00まで開館
※12/22(日)14:30〜17:00はクロージングイベント開催のため展示観覧不可
休館:月曜日(祝日の場合は翌日)
料金:入場無料(一部有料イベントあり)
参加アーティスト:小沢裕子(日本/映像)、Jompet Kuswidananto(インドネシア/インスタレーション)、武田晋一(日本/彫刻、インスタレーション)
問合:06-6226-4006
オープニング・プログラム
日時:2019年10月26日(土)15:00~17:00
ゲスト:小沢裕子、Jompet Kuswidananto、武田晋一
司会進行:木ノ下智恵子、久保田テツ(アートエリアB1 運営委員)
そのほか、京阪電車の貸切車両を舞台に1日限りの特別なパフォーマンスを実施する「電車公演」や、参加アーティストをはじめ多分野の専門家を招いてのトークシリーズやパフォーマンスも開催予定。詳細は公式サイトにて。
大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車なにわ橋駅地下1階