
光嶋裕介は1979年米国ニュージャージー州生まれ。2004年 早稲田大学大学院修士課程建築学を卒業、ベルリンで設計事務所に勤務した後 2008年 光嶋裕介建築設計事務所を設立。2011年に初仕事となる内田 樹氏(思想家・武道家)の自宅兼道場「凱風館」を設計し、SD Review 2011に入選するなど、早くから数々のメディアの注目を集めている建築家。2015年には ASIAN KUNG-FU GENERATION「Wonder Future」全国ツアーの舞台設計を担当、2022年にKAATで開催された「Co.山田うん ストラヴィンスキー・プログラム」の空間美術を担当するなど、多方面でめざましい活躍を見せている。
弊廊で4年ぶり4回目の個展となる今回、『悪のコルビュジエ』が彰国社より出版されることを記念いたしまして原画全作品と幻想都市風景をモチーフとした新作ドローイング、合わせて約20数点を展示いたします。
また、10月17日に『悪のコルビュジエ』の共著者である倉方俊輔さん(建築史家)を招きギャラリートークを開催いたします。(Nii Fine Arts)
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モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの没後60年を記念して、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録されたコルビュジエの17の建築群をモチーフにその断片を散りばめて幻想都市風景のドローイング・シリーズを描いた。《コルビュジエのある幻想都市風景》として、唯一無二の建築家から新しい表現を探求するドローイングの新境地。リアルとファンタジーが交錯する多様で豊かな世界が立ち上がる。
光嶋裕介(建築家)
『悪のコルビュジエ』(彰国社)出版記念 光嶋裕介ドローイング展
会期:2025年10月10日(金)~ 26日(日)
会場:Nii Fine Arts
時間:12:00~19:00(日曜・祝日~17:00)
休廊:月・火曜 ※10月13日(月・祝)は開廊
ギャラリートーク
倉方俊輔(建築史家)と作家によるクロストーク
日時:10月17日(金)18:00~
定員:18名 ※要予約。予約多数の場合は抽選
料金:参加無料問合:06-4708-7839
大阪市北区中津1-15-37
キタの北ナガヤ101号