
谷町六丁目のギャラリー・+1artは、徒歩5分ほどの場所にもう1つのギャラリー・+2を設け、実験的な試みの発表の場として、ホワイトキューブではない小空間を活用した展覧会を企画している。
2025年10月8日(水)からは、+1artで開催される范 叔如個展「形と跡」に連動し、ミホリ トモヒサ展を開催。
ミホリは、日常空間にある微細な響きをインスタレーションで表現する作家だ。
本展では、窓からの光に反応し音を発する作品をはじめ、電子回路や樹脂版などを素材に空間を構成する。

東京、秋葉原生まれ。
東京を制作活動の拠点に、The White(東京)、トキ・アートスペース(東京)、 art gallery & Legion(東京)、GALERIE SOL(東京)、Gallery Blue 3143(東京)等において作品を発表。ミホリは近年、人間を含めた循環する森羅万象、広義の自然物やその動きをモチーフに、時間や空間、光、波など、基本的な物理の法則を引用し、微細な動きや微細な音を発するインスタレーションを中心に作品を発表している。
自身を含め人々のもつBIAS に興味があり、特定の事柄を想起させることなく、自然現象のように予測不能な、また、必要以上に目立つことの無い穏やかな、ひとつの風景のような作品制作を試みている。
会期:2025年10月8日(水)〜18日(土)
会場:+2
時間:13:00~19:00
休廊:日〜火曜
同時期開催
范 叔如「形と跡」
長年にわたり水墨画を描いてきた范の新作を展示。
会期:10月8日(水)〜18日(土)
会場: +1art(+2から徒歩5分)
時間:12:00~19:00
休廊:日〜火曜
大阪市中央区谷町6-16-19
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