
豊中市立文化芸術センターは、ジャンルを超えた創造と、一人ひとりの表現の場を作り出すことを目的として、2021年より現代アート事業「とよなかアーツプロジェクト」を実施している。
同プロジェクトの2025年度メディアアート企画として、映像作家・林勇気による展覧会「映/像」が、2026年2月1日(日)より開催される。
関⻄を拠点に活動する林は、2024年度も同事業に参画。豊中の街を舞台に、姿の見えないキツネを探す行為を作品化した《unseen》(2025年)を、2025年2月に同センターにて発表した。
本展は、《unseen》を起点に、新作《ヘリオグラフ 遠くの声》(2026年)、《灯をみる》(2024年)など、複数の映像作品が重層的に連なり合いながら構成される。
光と影によって世界を映し出す「映像」を通して林が投げかける表現は、見えているものと見えないものの差異、またそのあいだにある両義的な存在を想起させる。本展は、メディアやデジタルツール、コミュニケーションのあり方を再考するきっかけにもなるだろう。
なお、会期中の2月7日(土)には、朗読と映像と音楽からなる1日限定のパフォーマンス作品を上演。《unseen》を実際に撮影したホールにおいて、作品と同じ状況を観客が体験できる。


アーティスト プロフィール
林 勇気|映像作家
膨大な量の写真をコンピューターに取り込み、切り抜き重ね合わせることでアニメーションを制作。自ら撮影した写真のほか、人々から提供された写真やインタビューを素材とした制作により、デジタル・メディアやインターネットを介して行われる現代的なコミュニケーションや記憶のあり方を問い直す。近年は他領域とのコラボレーションや、ワークショップを通しての作品制作も多数試み、映像が内包する拡張性や協働的な側面について模索している。
近年の個展に「君はいつだって世界の入り口を探していた」(クリエイティブセンター大阪/大阪、2022年)、「景色と映画の向こう側」(イメージフォーラム/東京、2024年)、「灯をみる」(Gallery PARC/京都、2024年)、「すべては遥か彼方に そしてその中間にあるものについての物語」(豊中市立文化芸術センター/大阪、2025年)。グループ展に「オーバーハウゼン国際短編映画祭」(オーバーハウゼン、ドイツ2021年)、「テールズアウト」(大阪中之島美術館/大阪、2022年)、「2023年コレクション展I 虚実のあわい」(兵庫県立美術館/兵庫、2023年)、「特別展 境界をこえる」(徳島県立近代美術館/徳島、2023年)、「恵比寿映像祭 2025 Docs -これはイメージです-」(東京都写真美術館/東京、2025年)など。
とよなかアーツプロジェクト2025-26 メデイアアート企画
林 勇気「映/像」会期:2026年2月1日(日)〜15日(日)
会場:豊中市立文化芸術センター 展示室・多目的室
時間:10:00〜18:00 ※最終日は17:00まで
休館:月曜
料金:入場無料
関連イベント
特別展示+朗読会「unseen」
日時:2月7日(土) 15:00〜16:00(14:30 開場)
会場:豊中市立文化芸術センター 中ホール(アクア文化ホール)
出演:林 勇気、吉田 凪詐、米子 匡司
入場料:500円 ※小学生以下は無料
定員:30名 ※当日先着順対談
林 勇気×小林 公(兵庫県立美術館学芸員)×高嶋 慈(美術・舞台芸術批評)
日時:2月7日(土) 16:30〜17:30(16:15 開場)
会場:豊中市立文化芸術センター 中ホール(アクア文化ホール)
料金:入場無料
定員:30 名 ※当日先着順主催:豊中市立文化芸術センター(豊中市市⺠ホール等指定管理者)・豊中市
協力:ORION COFFEE、Gallery PARC、島田 達也(night cruising)、米子 匡司
豊中市曽根東町3-7-2



