大阪に残る歴史的な建築から現代建築まで、今も生き生きとその魅力を物語る建築物=「生きた建築」を無料で一斉公開する、通称「イケフェス大阪」。2014年に始まり、延べ4万人超が参加する日本最大級の建築イベントとなった。また2019年9月には、ロンドンを中心とした建築公開イベントの国際的なネットワーク「オープンハウス ワールドワイド(Open House Worldwide)」への加盟を承認され、イベントの英語名称が「Open House Osaka(オープンハウス オオサカ)」に。今後の展開が期待される。
今年は10月26日(土)、27日(日)の2日間、過去最多の169件の建築物が参加して開催。普段は公開されていない建築の特別公開や、オーナー自身が建物の解説を行うガイドツアー、建築専門雑誌『日経アーキテクチュア』との共同企画を含むシンポジウムなど、多彩なプログラムが展開される。今年の見どころは、近年改修や建替えが続く「百貨店」、大阪の名門建築設計事務所が立ち並ぶ「設計ロード」などの特集企画。親子で建築を楽しめるワークショップや恒例のこどもツアーなども。
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪 2019(イケフェス大阪 2019)
日時:2019 年 10 月 26 日(土)10:00〜18:00、27 日(日)10:00〜16:00
※会期前後にプレ・アフターイベントも実施
会場:大阪市内(キタ・ミナミ、船場・中之島、大阪城周辺、新世界など)ほか
料金:無料(一部有料プログラムあり)
問合:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター) info@ikenchiku.jp
※会期前後にも多数のプレイベント、アフターイベントあり。詳細は以下Webサイトより
スペシャルツアー「M@M(モリムラ@ミュージアム)+千鳥文化B棟」
倉庫や文化住宅をコンバージョンしたアートスポットを見学。
日時:10月25日(金) 13:30~/15:30~(各回約60分)
定員:各30名、要申込
料金:ツアー無料、別途 M@M入館料300円(通常の半額)
大阪市内各所、万博記念公園(豊中市)