写真家・竹本英樹の関西初となる写真展「明日の朝、目覚めたら Tomorrow morning when I wake up」が、靭公園に面したコミュニケーションスペース「chignitta space」にて開催。
独学で写真を学び、2006年に札幌で活動をスタートした竹本は、現在は鎌倉を拠点に活動する写真家。8ミリフィルムを使い、世界各地の街や人、シーンなどの日常風景を捉えた作品を国内外に発表している。誰もがスマホを手に写真を撮りSNSにアップするなか、忘れ去られた古めかしい機材を使って撮影された写真たちは、ピントも色も淡く、時間も場所もわからない遠い記憶の中に放り出されたような印象を与える。
本展では、オリジナルプリント作品の販売のほか、関西初個展を記念して、chignittaオリジナル「竹本英樹Tシャツ」も特別販売予定。また、会期始めの3日間は竹本自身が在廊する。
作家プロフィール
作品のコンセプトは、六識を回遊する視覚的資料。製作プロセスは、8mmフィルムを使用して、世界各地の日常風景を撮影。その中から1コマを抽 出し、35mmフィルムでインターネガで製作し、自ら暗室でプリントを行っている。作品は世界の様々なコンペティションで評価され、これまで6カ国で発表。昨年12月には写真集「Tomorrow morning when I wake up」をRoonee247 fine artsから発売。 関西エリアでは初の個展とな る。
竹本英樹 写真展「明日の朝、目覚めたら」Tomorrow morning when I wake up
会期:2021年7月9日(金)~17日(土)*作家在廊予定 7月9日(金)~11日(日)
会場:chignitta space(チグニッタ・スペース)
時間:12:00〜19:00
定休:月曜日
料金:無料
大阪市西区京町堀 1-13-21
(1階奥 VADE MECVM.Showroom #2)