2015年から大阪の複数のギャラリーを会場として毎年開催されてきた、「石」をテーマにしたアートイベント「石フェス!」。今年は、中崎町のアトリエ三月と、今里のJITSUZAISEI、新森古市のssudの3会場で同時開催される。
「石フェス!」初回から毎回会場となっているアトリエ三月の1階では、アーティスト・大野詩央里が企画した展覧会「石で温める」を開催。石と暮らしをテーマに8名のアーティストが作品を展示する。
アトリエ三月の2階とJITSUZAISEIを会場とする「躓く石も縁の端」には、公募により集まった計23名が出展。
一方、ssudでは、「石に灸〜行為と想像〜」と題して、江崎將史(音楽家)、辺口芳典(詩人)など主に美術以外の領域で活動しているアーティストが出展し、ライブイベントも開催される。
JITSUZAISEI、ssudは、ともに若手アーティストが運営する、大阪市東部にオープンしたばかりのスペースで、「石フェス!」の会場となるのは今回が初めて。いずれも個性的な3つの会場空間を巡って、「石」という1つのテーマから生まれる多様な表現を楽しみたい。
石フェス!2021
企画展「石で温める」
会期:2021年9月3日(金)〜14日(火)
会場:アトリエ三月1階
時間:平日15:00〜19:00 土・日・祝13:00〜19:00
定休:水・木曜日石は古くから人の心と暮らしを温めてきました。例えば生活の道具や装飾として、或いは道や住居として、時には信仰の対象やお墓として。
地球が作り出した芸術作品『石』の力は偉大です。
石を、アートを、もっと身近に感じていただきたい。そんな思いから企画しました。出展作家:雨氣、硅砂組、木葉絢子、角谷郁恵、つちやみさ、ヒノホ、hirotoshi Ito
企画・出展:大野詩央里公募「躓く石も縁の端」
会場(1) アトリエ三月2階
会期:2021年9月3日(金)〜14日(火)
時間:平日15:00〜19:00 土・日・祝13:00〜19:00
定休:水・木曜日
出展作家:青紫すいかぽてと、アラキドン、オノユウコ、コーイチ、佐々木響子、千崎輝幸、冨岡想、atelier.heart-art yukari会場(2) JITSUZAISEI
会期:2021年9月1日(水)〜13日(月)
時間:14:00〜19:00 bar time 19:00〜22:00
定休:火曜日
出展作家:井口舞子、おうにし あやたか、大谷陽一郎、きただひかり、喜多美月、クリスタルポケット、ツカモトタケシ、ノナカリンタロウ、古野伶奈、松井照太、未塵子、meloco、MITSUHOSHI、stonefriend企画展「石に灸〜行為と想像〜」
会期:2021年9月2日(木)〜13日(月)
会場:ssud
時間:平日15:00〜19:00 土・日・祝12:00〜19:00
定休:火・水曜日「石に灸」効き目のない事のたとえ。
たとえれば、それは想像をもたらす。
おこなえば、行為が伴う。
石に灸をしてみたことがある人にしかみえない景色があるはず。出展作家:江崎將史、辺口芳典、Tran Minh Duc+山本雅史
※9月5日(日)17:00〜19:00にライブイベントを予定。定員10名、1人1,000円。予約はssudのSNSアカウントより(https://twitter.com/ssud_conte https://www.instagram.com/ssud_conte/ )
大阪市北区中崎西4-2-9
大阪市東成区大今里4-14-18
大阪市城東区古市3-23-23