茨木市文化振興課が2020年に立ち上げた短編映像コンクール「茨木映像芸術祭」の受賞・入選作品を紹介する上映展覧会が、茨木市内の茨木区検察庁跡を利用した特設会場にて開催される。
グランプリを受賞した谷耀介は、1992年京都生まれ。2015年に立命館大学映像学部を卒業後、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻に進んだ。在学中から国内外の映画祭やコンペティションに参加・受賞するなど活躍している。
準グランプリ作品を制作した水野勝規は、1982年三重県生まれ。2008年に京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻造形構想修了。2021年9月に東大阪市民美術センターで開催された個展「SCENERY」が記憶に新しい。
今回は、谷の『A Certain Town in the Days』、水野の『cobalt』のほか、特別賞・市民審査賞などの受賞作品と入選作品、計15作品を上映する。あわせて、本芸術祭審査員(木村光佑、加須屋明子、おかけんた、林勇気)が、受賞・入賞作品と本芸術祭について語るトーク映像も同時上映される。
会期:2021年12月11日(土)~19日(日)
会場:茨木映像芸術祭特設会場(茨木区検察庁跡)
時間:平日13:00~19:00、土・日曜10:00~19:00
上映作品:
受賞作品
グランプリ作品|A Certain Town in the Days|谷耀介
準グランプリ作品|cobalt|水野勝規
特別賞作品|ねじけたつま咲き|gomaora
特別賞作品|MAKE|Nanako Kato
特別賞作品|音景|三木祐子+金崎亮太
特別賞・市民審査賞・グッド賞作品|空蝉|鳥居史郎
入選作品
そらくじらと ひとりぼっちのロボット|造形集団
animato 真ん中に向く(スピッツ「快速」)|川口洋子
GUTIC MORPHOLOGY Limited Unlimited Drawing (P35)|山岡敏明
自己PR放送|Omult.Venzer
VISIBLE|AKITO SENGOKU
赤光|長谷川謙之直
TIME|小鳥海ミナミ
Elysium|船木翔央と佐藤祐貴
neighboring|三本木歓
同時上映
茨木映像芸術祭/審査員トーク映像
審査員:木村光佑(造形作家・茨木美術協会会長)、加須屋明子(京都市立芸術大学教授)、おかけんた(よしもと芸人・アートプランナー)、林勇気(映像作家・美術家)
ゲスト:福岡洋一(茨木市長)料金:入場無料
茨木映像芸術祭特設会場(茨木区検察庁跡)
茨木市上中条1-7-22