茨木市文化振興課が、新たな短編映像コンクール「茨木映像芸術祭」を立ち上げた。12月18日まで応募作品を募集している。
茨木市ではこれまで、ヤノベケンジや名和晃平の作品を市内に恒久設置する「茨木市野外彫刻設置事業」や「HUB-IBARAKI ART PROJECT」「JR総持寺駅アートプロジェクト SOU」など、現代美術分野の事業を行ってきたが、映像を対象とする文化事業は初めて。
募集しているのは、8分19秒以内の映像作品。8分19秒とは、太陽から私たちに光が届くまでの時間であり、本芸術祭は実体のない光の作品である「映像」をテーマとしていることから設定された。応募者の地域や年齢、プロアマは不問で、幅広く応募可能。
審査員は、木村光佑(造形作家・茨木美術協会会長)、加須屋明子(京都市立芸術大学教授)、おかけんた(吉本芸人・アートプランナー)、林勇気(映像作家・美術家)の4名。入選作品(15作品程度を予定)は、2021年2月1日からWeb上で公開され、市民審査やYouTubeでの投票を経て、2021年3月1日に受賞作品が発表される。グランプリには30万円、準グランプリには20万円が贈られる。
募集期間:2020年7月7日(火)〜12月18日(金)必着
応募資格:
・個人・グループ・地域・年齢・プロ・アマチュアを問わない。
・個人・グループにつき各1点まで応募可。
・応募の時点で20歳未満の応募者は、保護者等の同意を得た上で応募のこと。応募規定:
・映像を表現手段とした現代アート作品。
・8分19秒以内の映像作品。(タイトル・クレジット画面を含む)
・単体の映像作品(一画面の放映で成立するもの)
・2018年1月1日以降に制作した未発表作品。
・応募作品は公序良俗に反しないものに限る。
・過去に他のコンテストに入選した作品の応募は不可。
※応募方法の詳細は公式ホームページ参照。各賞:
グランプリ 30万円(1作品)、準グランプリ 20万円(1作品)、特別賞 10万円(2作品)、
市民審査賞 7万円(1作品)*市民が決定する審査賞、
グッド賞 3万円(1作品)*YouTube公開でのグッド数による投票賞受賞作品の発表: 2021年3月1日(月)13時に公式ホームページで発表(授賞式なし)
問合:茨木市 市民文化部 文化振興課 振興係 茨木映像芸術祭実行委員会事務局 bunkashinkou@city.ibaraki.lg.jp