関西に縁のある3名のコレクターが収集した美術作品を披露する展覧会「Collectors’ Collective vol.6 Osaka」が、南堀江のTEZUKAYAMA GALLERYにて開催。
「Collectors’ Collective」は、若手アートコレクター有志が2019年に東京でスタート。昨年同ギャラリーで開催されたvol.4につづき、大阪では2回目の開催となる。収集した作品の展示に加えて、20〜30代の美術作家の新作を同時に展示・販売する「買えるアートコレクター展」である点が特徴だ。
今回の出展コレクターは、清水椋資、奈良大和、牧野圭。3名が2021年にコレクションした作品の作家と、2022年に注目するアーティスト計15名がそれぞれ新作を制作し、展示・販売する。各作品にはコレクターによる作家の解説や購入理由などが添えられており、美術作品を”買う”側の思考を知ることができるのも興味深い。
出展コレクター#1 清水椋資 | Ryoji Shimizu
26歳、大阪府在住。サラリーマンをする傍ら、学生時代の愛称「アンディ」を名乗り、アートライターとして活動中。現在ギャラリーツアーの企画など、新たにアートに興味を持ってもらうことを目的とした活動を進行している。コレクター歴は1年でコレクションは15点程度。同年代の若手作家の平面作品を中心にコレクションしている。無人島にギャラリーを建てる野望があり、自身の英語力を生かして若手作家の国際進出を支援できるようアートライターとしての活動をより本格化させる計画を進行中。出展コレクター#2 奈良大和 | Hirokazu Nara
京都府在住。コレクション歴4年のサラリーマンコレクター。絵画を主軸に、一部立体および写真作品などを収集。京都の芸術大出身の若手作家を中心にコレクションしつつ、個人で彼らの活動を支援するアトリエ訪問ツアーやインタビュー動画制作などの活動にも取り組んでいる。
インタビュー動画 はYoutube上で公開中。出展コレクター#3 牧野圭 | Kei Makino
東京都在住。不動産デベロッパーにて資産管理や再開発に携わる一方、全国各地でアートプロジェクトの企画運営を行うユニット「YOMAFIG.」を立ち上げ。同活動を通じて出会った作家の作品を主にコレクションしている。愛犬家。
Collectors’ Collective vol.6 Osaka
会期:2022年1月21日(金)~2月19日(土)
会場:TEZUKAYAMA GALLERY Viewing Room
時間:12:00~19:00
[出展コレクター/出展アーティスト]
コレクター:清水椋資
推薦アーティスト:井口舞子、越田帆南、中村百花、藤本純輝、山本真実江コレクター:奈良大和
推薦アーティスト:西垣肇也樹、廣田郁也、松岡柚歩、三浦光雅、ミノリコレクター:牧野圭
推薦アーティスト:新井碧、高畑彩佳、野田ジャスミン、森丈人、吉見紫彩
*出展アーティストのプロフィール等はこちら休廊:日・月曜、祝日
問合:06-6534-3993 info@tezukayama-g.com
大阪市西区南堀江1-19-27
山崎ビル2F