間(ま)/ 一続きの物事に生じた、とぎれ。
・次にする動きや起こる事までの時間。
・物を隔てる空間。「木(こ)の―の向こう側」。(意図的に特に置く)空間的隔たり。–
本展覧会は各会場を繋ぐ「河川」を皮切りに、昨今におけるアートの動向や作品のあり方を水の移ろいに見立て、かつて水運に支えられ、経済と文化の中心的都市として発展したこの水都大阪において、継続的に開催されているアートフェアとの関係性を今一度再考します。
それらはぼんやりとした、目を凝らさなければ視認することが困難な「対岸の何か」を見つめる視線のように、本企画を通し鑑賞者自身が物事の背景や事象を想像する「余白」を構築し、鑑賞の正解がないからこそ楽しめる、多角的なアートとの新たな文化的交流が生まれることを目指します。
(Webサイトより)
会期:2023年7月28日(金)〜8月5日(土)
会場:graf porch
時間:11:30〜18:00
定休:7月31日(月)
参加作家:新井碧、今村源、黒川岳、今野健太、西條茜、マーサ・タトル、松延総司、和田直祐
関連イベント
黒川岳 夏のパフォーマンス「土佐堀川猫玉(魂)流し」
日時:7月29日(土)20:20~21:00ごろ
場所:中之島付近 土佐堀川(八軒屋浜船着場~大阪市中央卸売市場前港)
展覧会場前を流れる土佐堀川を舞台に、参加作家の黒川岳がパフォーマンスを実施。
当日は黒川が手漕ぎボートで灯籠を曳き、八軒屋浜船着場から大阪市中央卸売市場前までを航行します。
川沿いに歩いてボートを追いかけるも良し、どこかで通り過ぎていくのを眺めるもよし。
さまざまなものを繋ぎ・隔ててきたこの川で行われる黒川の「個人的なお勤め」によって、川はより遠いところへと私たちを繋いでくれるものとなるのか?あるいは、さらに広く深くなった「間」として私たちの前に現れるのか・・!?
※特に観覧場所を設けることはありません。航行ルート沿いの橋や河岸からご覧ください。
※悪天候の場合はパフォーマンスを中止する場合があります。
イベントに関する問合:gakukurokawa.gaku@gmail.com(黒川岳)協力:ART OSAKA, ARTCOURT Gallery, FINCH ARTS, Gallery Nomart, HARMAS GALLERY, KOKI ARTS, TEZUKAYAMA GALLERY, graf
企画:DELTA
大阪市助成事業
大阪市北区中之島4-1-9
graf studio 2F