大阪広告美術協同組合(OAC)の広告美術技能士会が主催となり、さまざまなつくり手にものづくりの仕事を聞く講演会シリーズ第3回が、2023年10月28日(土)、大阪・西天満のフェニックスタワー16階会議室で開催される。
OACには、まちの至るところにある「看板」「サイン」にはじまり、「舞台装飾」「イベント会場の設営」など幅広く手がける職人や会社が所属。本シリーズは、組合員が相互に多様なものづくりについて専門的に学ぶだけではなく、一般の参加者も募り、つくり手が持っている技術や知識、考え方を広くひらいていく取り組みでもある。
今回は、一級印章技能士・書家の小林円による講演と実演、ワークショップの3部構成。漢字の起原より存在する「判」と「文字」の歴史について、つくり手ならではの視点を聞くことのできる、めったにない機会となる。講演・実演は参加費無料(WSのみ一般有料)。
小林円(こばやしまどか)。1957年大阪市生まれ。幼少の頃より書道に親しみ、小学生ながら書道の最高位「招待」を取得、周囲を驚かせる。知人の勧めで「印章技能士」を目指し印章業界に入り開業、のち「一等判下士」の資格も取得、デジタルフォント「京円」の字母作家で書家としても活躍中。大阪府技能競技大会・全国技能グランプリの審査員も務める。
[受賞歴]●現代の名工●なにわの名工●印章彫刻一級技能士(木口彫刻・ゴム印彫刻)●一等判下士●第42回日本書道学院展・篆刻の部特選●第24回全国技能グランプリ・3位●大阪府技能競技大会・1位大阪府知事賞●大阪府印章技術展覧会・金賞●全国印章技術大競技会・金賞、他
ものづくりのしごとを知る 第3回
ゲスト:一級印章技能士・書家 小林円
日時:2023年10月28日(土)14:00〜16:30(13:30より受付)
会場:あいおいニッセイ同和損保 フェニックスタワー16階 会議室
参加要領:
[第1部・第2部]講演 文字のお話、判下制作の実演
定員80名(先着順)
参加費:無料
[第3部]落款づくり体験(見学OK)
定員:30名(会員優先)
参加費:OAC会員無料/一般参加1,000円
予約方法:
①参加者名、②参加人数、③勤務先名/学校名、④住所、⑤電話番号、⑥落款づくり体験
を明記の上、下記まで要申し込み
大阪広告美術協同組合(通称OAC)
大阪市天王寺区筆ケ丘町3-1
Tel. 06-6771-9010 Fax. 06-6774-0426
E-mail : oac.tori1001@gmail.com
あいおいニッセイ同和損保 フェニックスタワー16階 会議室
大阪市北区西天満4-15-10