
台湾駐日本代表処台湾文化センターが開催する、台湾社会や文化への理解を深め、新しい台湾映画を発見する企画「台湾映画上映会2026」が、2026年5月16日(土)〜10月24日(土)の間、北海道、東京、神奈川、京都、大阪の全9会場で開催される。
本上映会のキュレーターは、大阪を拠点のひとつとする映画監督のリム・カーワイ。日本初公開となる10作品を中心に上映するとともに、新企画として、これまで発表された作品のなかから再上映を望む声が多く寄せられた6作品をアンコール上映する。初長編監督作でベルリン国際映画祭や台湾アカデミー賞(金馬奨)を席巻し、新たな台湾映画の幕開けを予感させる話題作から、知られざる巨匠たちのデジタル・リマスター作品、さらには現代社会における生命哲学をテーマにしたドキュメンタリーまで、幅広いラインアップとなっている。
大阪では、そのなかから2作品をセレクト。豊中の大阪大学会館講堂にて、1970年代の中壢(台湾北西部)を舞台に、急速に発展する社会のうねりに巻き込まれていく幼なじみの男女と、韓国から来た男の関係を描く、フィル・タンとフランク・チェン共同監督の『あの写真の私たち』を、5月30日(土)に上映。上映後には両監督が登壇するオンライントークイベントも予定されている(参加無料、要事前予約)。また、九条のシネ・ヌーヴォでも、ドキュメンタリー映画監督として25年のキャリアをもつシェン・コシャン監督による初の長編劇映画『深く静かな場所へ』や、チョン・モンホン監督がサスペンスに挑んだ『余燼』など4作品を、10月4日(日)に上映する。
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リム・カーワイ(林家威)/『台湾文化センター 台湾映画上映会2026』キュレーター、映画監督
台湾映画上映会のキュレーターを担当してから3年目に入り、台湾映画の著しい変化を肌で体感してきました。題材の多様化や表現の自由の広がりだけでなく、国内興行や国際映画祭での評価においても、以前にも増して成功を収めつつあります。これは台湾政府の助成や民間の映画産業による支援と育成、そして映画文化の浸透の結果だと思います。
今年は10本を選考し、7本はほぼ新人監督による長編デビュー作で、いずれも著名な映画祭で評価された作品です。残る3本は台湾ニューシネマ以前の時代を代表する巨匠たちのデジタル修復版です。このプログラムを通じて、台湾映画の「承先啓後、百花齊放」の現在を感じていただければ幸いです。


期間:2026年5月16日(土)〜10月24日(土)(全10回)
会場:台湾駐日本代表処 台湾文化センター/北海道大学 学術交流会館小講堂/大阪大学 大阪大学会館講堂/ユーロライブ/京都大学 HORIBAシンポジウムホール/中央大学<多摩キャンパス>3号館3551教室/慶應義塾大学 三田・北館ホール/日本映画大学 大教室/シネ・ヌーヴォ
※上映日程、時間などの詳細は公式サイト参照料金:参加無料
※事前申込制。各回の申し込みは、Peatixにて先着順にて受付
※Peatixにて、各回7日前の昼12:00より先着順にて受付
※シネ・ヌーヴォのチケットについては、劇場HPにて取り扱い主催:台湾駐日本代表処 台湾文化センター/Cinema Drifters/大福
共催:北海道大学中国文化論研究室・中国現代文学研究者懇話会/大阪大学大学院人文学研究科/ユーロスペース/京都大学大学院人間・環境学研究科東アジア文明講座/中央大学文学部中国言語文化研究室/慶應義塾大学東アジア研究所/日本映画大学国際交流センター/シネ・ヌーヴォ
関連イベント
台湾映画上映会2026『あの写真の私たち』上映会&オンライントークイベント
日時:2026年5月30日(土)12:30開場、13:00開演 *トークイベントは上映後に開催
会場:大阪大学 大阪大学会館講堂
登壇:フィル・タン、フランク・チェン(『あの写真の私たち』共同監督)
※上映後、休憩(約10 分)をはさみ、トークイベント(約60分)を予定
料金:無料
申込:Peatixより要事前申し込み(5月23日[土]12:00より先着にて受付開始)
※定員になり次第、申し込み終了
※事前に Peatix に登録が必要
大阪大学豊中キャンパス 大阪大学会館
豊中市待兼山町1-13
大阪市西区九条1-20-24


