芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2020.10.13
#アートエリアB1#ART#DANCE#ARCHITECTURE#EVENT#大阪市#中之島#なにわ橋

アートエリアB1の「鉄道芸術祭vol.10」、メインアーティストは
contact Gonzoとdot architects。経済を独自に捉え直すための
"Gonzoとdotによる多種多様なParty"=「GDP(Gonzo dot party)」を展開。

アートエリアB1の「鉄道芸術祭vol.10」、メインアーティストはcontact Gonzoとdot architects。経済を独自に捉え直すための”Gonzoとdotによる多種多様なParty”=「GDP(Gonzo dot party)」を展開。

中之島・なにわ橋駅のコンコースにあるアートエリアB1 が、2010 年から毎年開催している、鉄道の創造性に着目した企画展「鉄道芸術祭」。10回目となる今回は、社会システムの根幹をなす「経済」をテーマに、2年にわたってプロジェクトを展開する。

メインアーティストは、肉体の衝突を起点としたパフォーマンスや展示で、国内外で広く活動しているアーティストユニット「contact Gonzo」と、多様な協働を重視した設計施工をはじめ舞台美術、リサーチプロジェクトなども手がける建築家ユニット「dot architects」。いずれも大阪を拠点に活躍する2組の表現者が、初めて本格的にタッグを組む。

アートエリアB1の「鉄道芸術祭vol.10」、メインアーティストはcontact Gonzoとdot architects。経済を独自に捉え直すための”Gonzoとdotによる多種多様なParty”=「GDP(Gonzo dot party)」を展開。
contact Gonzo Photo: Kazutoshi Tsuda
アートエリアB1の「鉄道芸術祭vol.10」、メインアーティストはcontact Gonzoとdot architects。経済を独自に捉え直すための”Gonzoとdotによる多種多様なParty”=「GDP(Gonzo dot party)」を展開。
dot architects

芸術祭のタイトルは「GDP」は、経済を独自に捉え直すために繰り広げる “Gonzoとdotによる多種多様な Party” の総称。ここでの「パーティー」とは、有用性や生産性を重視した今日の利潤追求型の経済的合理性を疑問視し、かつてフランスの思想家・バタイユが提唱した蕩尽と祝祭を参照しながらも、現代的な批評眼と創造的遊びの精神に則った実践の数々を意味する。

会期中は、Gonzoとdotがさまざまな遊びや作業、独自のルール、即興性などを取り入れた実験的行為=「パーティー」を9回にわたって実施。その意図的行為と偶然の出来事の連鎖の痕跡が、アートエリアB1の会場・空間を構成していく。実際に会場に来場しての観覧とオンライン観覧の両方で体験が可能。

COVID-19の感染拡大により経済的な打撃を受け、価値観のパラダイムシフトを余儀なくされている今の社会状況において、2組のアーティストの洞察力と創造的思考によってどのような展望が開けるのか、注目される。

アーティストプロフィール

contact Gonzo(コンタクトゴンゾ)

2006年にダンサーの垣尾優と塚原悠也により結成。ゆるやかにメンバーを入れ替えながら、現在は塚原悠也、三ヶ尻敬悟、松見拓也、NAZE4名で活動している。グループ名は自分たちが実践する方法論の名称でもある。人と人との接触、肉体の衝突に着目し独自の牧歌的崇高論を構築、格闘技やスポーツを想起させる即興的パフォーマンスをはじめ、インスタレーション、写真や映像作品の制作、冊子編集などを行い、国内外のダンスフェスティバルや美術館での展覧会で活躍している。
主な個展に「コンタクト・ゴンゾ展 Physicatopia」(ワタリウム美術館、東京、2017)。主な展覧会にcontact GonzoYCAM バイオ・リサーチ「wow, see you in the next life. / 過去と未来、不確かな情報についての考察」(山口情報芸術センター、2019)、「Reborn-Art Festival 2017」(宮城、2017)、「風穴:もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」(国立国際美術館、大阪、2011)他多数。
Twitter: https://twitter.com/contact_gonzo
Instagram: https://www.instagram.com/contact_gonzo/

 

dot architects(ドットアーキテクツ)

2004 年に家成俊勝、赤代武志により共同設立。大阪・北加賀屋にて「もうひとつの社会を実践するための協働スタジオ」コーポ北加賀屋を拠点に活動し、現メンバーは、家成俊勝、赤代武志、土井亘、寺田英史、池田藍、宮地敬子、石田知弘の7名。既存の経済原理とは異なる設計学を重視し、設計、施工のプロセスにおいて専門家・非専門家にかかわらず様々な人との恊働を実践している。また設計に留まらず現場施工も手がけ、舞台美術や展示空間構成、リサーチプロジェクトやアートプロジェクトなどにも携わっている。
主な設計に、Umaki Camp(小豆島、2013)、千鳥文化(大阪、2017)、会場構成・施工に「Dotted AlleyScape」(瀬戸内国際芸術祭2019 北浜エリア)、ICOM 京都大会開催記念「京の歴史をつなぐ」(京都文化博物館 、2019)他多数。「3.11以後の建築」 (金沢21世紀美術館、2014)、第15回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館「en [縁]:アート・オブ・ネクサス」(イタリア、2016)等の展覧会に参加。
URL: https://dotarchitects.jp/

鉄道芸術祭 vol.10「GDP (Gonzo dot party)」

会期:2020年10月18日(日)~12月27日(日)

会場:アートエリアB1 およびアートエリアB1ウェブサイト(オンライン観覧)

時間:12:00〜19:00
※イベント開催時には閉館する場合あり。事前にアートエリアB1ウェブサイトにて最新情報を確認のこと。

休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)

入場料:無料

メインアーティスト(共同企画者):contact Gonzo(アーティストユニット)、dot architects(建築家ユニット)

問合:06-6226-4006

 

創造的実験「パーティー01~09」

オープニング・プログラム「パーティー01 / Listen to the Money」
日時:10月18日(日)15:00〜17:00
【実来場観覧】会場:アートエリアB1 /定員:30名(要事前申込、先着順)/料金:1,000円
【オンライン観覧】アートエリアB1ウェブサイトよりライブ配信(視聴無料/申込不要)

パーティー 02~08(オンライン観覧のみ)
「パーティー 02」 10月29日(木)
「パーティー 03」 11月5日(木)
「パーティー 04」 11月12日(木)
「パーティー 05」 11月19日(木)
「パーティー 06」 11月26日(木)
「パーティー 07」 12月3日(木)
「パーティー 08」 12月10日(木)
開始時間:各回 19:30(予定)
アートエリアB1ウェブサイトよりライブ配信 (視聴無料/申込不要) ※会場での観覧・参加は不可

クロージング・プログラム 「パーティー 09」
日時:12月19日(土) 時間未定
【実来場観覧】会場:アートエリアB1 ※詳細未定、後日アートエリアB1ウェブサイトに掲載。
【オンライン観覧】アートエリアB1ウェブサイトよりライブ配信(視聴無料/申込不要)

アートエリアB1

大阪市北区中之島1-1-1 京阪電車なにわ橋駅地下1階

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