中之島の国立国際美術館にて開催中の特別展「ホーム・スイート・ホーム」に出展している作家・潘逸舟によるワークショップが、同館にて開催される。
潘は1987年に中国・上海で生まれ、9歳の時に青森に移住。現在は東京在住。写真、絵画、映像など、さまざまなメディアを用いて表現を行う。
今回のワークショップは小学3年生〜高校3年生の、外国にルーツをもつ子ども、日本にルーツをもつ子どもが対象。たくさんの言語が存在する辞書のなかに、自分の居場所、自分の声を探していく。
同館では数年前から、外国にルーツをもつ子ども・人を対象とするプログラムを検討・リサーチしていたが、今回はその第1回目となる。イベントの案内は、外国にルーツをもつ人にも伝わりやすいよう「やさしい日本語」で記載され、当日のワークショップも「やさしい日本語」を用いて行われる。
いつもどんな言葉(ことば)をつかっていますか?
あなたのまわりにはどんな言葉(ことば)がきこえてきますか?わたしたちそれぞれの言葉(ことば)はとても大切(たいせつ)なものです。
今回(こんかい)のワークショップではあなたが話(はな)したい言葉(ことば)、
ほかのひとにきいてもらいたい言葉(ことば)、
あなたの大好(だいす)きなひとが話(はな)している言葉(ことば)などを
録音(ろくおん)します。そして、 最後(さいご)には録音(ろくおん)した音(おと)はあなたが言葉(ことば)をおぼえるためにつかっている辞書(じしょ)からきこえるようにします。
このワークショップには、いろいろな国(くに)のひとが参加(さんか)します。
ここに参加(さんか)するひとはおたがいにわかりやすい日本語(にほんご)で
お話(はな)しします。(プレスリリースより)
ワークショップ「ことばを縫(ぬ)う / Sewing the words」
日時:2023年7月29日(土)13:00〜17:00
※終了時間が延長となる可能性あり会場:国立国際美術館
料金:参加無料
※参加の場合は、7月20日(木)までに以下のフォームより申し込む。希望者多数の場合は抽選
https://forms.office.com/r/CFLzY8affe問合:国立国際美術館 教育普及室
06-6447-4680(平日10:00〜17:00)/education@nmao.go.jp
大阪市北区中之島4-2-55