約100年前に思想家・柳宗悦が説いた民衆的工藝、「民藝」。日々の生活のなかにある美を慈しみ、素材や作り手に思いを寄せる、この「民藝」のコンセプトはいま改めて必要とされ、私たちの暮らしに身近なものとなりつつあります。本展では、民藝について「衣・食・住」をテーマにひも解き、暮らしで用いられてきた美しい民藝の品々約150件を展示します。また、いまに続く民藝の産地を訪ね、そこで働く作り手と、受け継がれている手仕事も紹介します。
さらに、昨夏までセレクトショップBEAMSのディレクターとして長く活躍し、現在の民藝ブームに大きな役割を果たしてきたテリー・エリス/北村恵子(MOGI Folk Art ディレクター)による、現代のライフスタイルと民藝を融合したインスタレーションも見どころのひとつです。
柳が説いた生活の中の美、民藝とは何か、そのひろがりと今、そしてこれからを展望する展覧会です。(プレスリリースより)
会期:2023年7月8日(土)~ 9月18日(月・祝)
会場:大阪中之島美術館
時間:10:00 ~17:00 ※入場は16:30まで
休館:月曜(7月17日、9月18日を除く)
料金:一般 1,700円、高大生 1,300円 ※中学生以下無料
問合:06-4301-7285(大阪市総合コールセンター)
大阪市北区中之島4-3-1
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