大阪中之島美術館の開館1周年記念展として、「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」が開催される。
同館は、19世紀後半から現代までの美術とデザインを専門とし、収集、調査・研究、展示などを行ってきた。
本展は、アートとデザインを並行的に展示することにより、デザインとアートの境界や「重なりしろ」を体験する、同館の特色を活かした企画。1950〜2010年代の多彩なデザイナーやアーティスト総勢70名以上の成果を追いながら、デザインとアートの関係を探っていく。
また、同館初の参加型の試みとして、来場者に「デザインとアートの境界や“重なりしろ”を見つけていく小さな旅」を体験してもらうため、展示品に対し 「これはデザイン?こっちはアート?」を問うアンケートを実施。集計した結果は展示室内で公開され、来場者全体の各作品に対する「デザイン↔アート」ゲージを見ることができる。
なお本展の空間設計はパノラマティクス・齋藤精一が監修する。
開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」
会期:2023年4月15日(土)~6月18日(日)
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
出品作家:会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温、草間彌生、倉俣史朗、剣持勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上隆、元永定正、森村泰昌、柳宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則 ほか
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館:月曜(5月1日を除く)
料金:一般1,600円、高大生1,000円、中学生以下無料
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館長対談
僕らの時代のアートとデザイン
日時:4月16日(日)14:00〜15:30(開場13:30)
会場:大阪中之島美術館 1階ホール
登壇者:島敦彦(国立国際美術館 館長)、菅谷富夫(大阪中之島美術館 館長)
定員:150名 ※事前申込制。申込フォームはこちら
参加費:無料
※「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」の観覧券(利用後の半券可)が必要齋藤精一が聞く
森村泰昌、「美術かアートか、それが問題だ!」
日時:5月28日(日)13:00〜14:30(開場12:30)
会場:大阪中之島美術館 1階ホール
登壇者:森村泰昌(美術家)、齋藤精一(パノラマティクス 主宰)
定員:150名 ※事前申込制。申込フォームはこちら
参加費:無料
※「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」の観覧券(利用後の半券可)が必要学芸員によるギャラリートーク
日時:4月22日(土)、5月20日(土) 各日10:30〜11:30
会場:大阪中之島美術館 4階展示室
定員:30名 ※事前申込制。申込フォームはこちら
参加費:無料 ※当日の観覧券が必要同時開催
佐伯祐三 ― 自画像としての風景
会期:4月15日(土)〜6月25日(日)
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
大阪市北区中之島4-3-1